2017-10-12

Brorさんの「白樺のかご展」いよいよ来週スタート!

スウェーデン・ヨテーボリ在住 Bror (ブロール)さんによる
「白樺のかご 展」はいよいよ来週水曜に開催となりました!

会期:10月18日(水)~29日(日)
   ※10月23日・24日は休み 
時間:10:30 ~ 17:00

ブロールさんの白樺のかごはシンプルながら、ちいさな工夫が
いろいろ施されていて、目でもたのしんでいただけるものばかり。

「その雰囲気をそのまま伝えられるような写真が撮影したい!」
と思い、いつもお店のディスプレイを手伝っていただいている
ディスプレイデザイナーのミスミノリコさんに相談に乗って
いただきました。


撮影場所は、ミスミさんご自宅の「room504」。

食卓やキッチン、リビングなど、かごの用途ごとのシーンを
スタイリングしていただき、無事撮影することができました。





撮影終了後は、なんとご主人でもあるフードユニットつむぎや」の
マツーラユタカさんが、お昼ごはんをつくってくれました(泣)

 大好物の山形・鶴岡直送だだちゃ豆もたくさん!
とても充実した一日となりました。


というわけで、ブロールさんのかごの魅力をたっぷりとご紹介する
2週間にしたいと思っています。

会期中は、70点を超える製品がどーんと並ぶ予定です。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております!

いとう

2017-10-07

「きびがら工房」丸山早苗さんの販売&トークイベントが終了しました

107日(土) 7回目となる『かごイチ』を開催しました!

今回のゲスト出店者には、栃木県鹿沼市に伝わる『鹿沼箒』の職人
丸山早苗さんをお招きしました。



180年近く前からつくられているという鹿沼箒。
その丈夫さと美しさから「鹿沼箒は日本一」と言われるまでに
職人たちが技術を高め、思いをこめて現代まで作り続けてきました。


丸山さんの祖父でもある先代・青木行雄さんが昭和37年に考案した
「きびがら細工」は、箒の需要が低下する中、その技術を次世代に
残していけるように、との思いがこめられています。
丸山さんもその思いを受け継ぎ、技術と伝統を継承されてきました。


古くから受け継がれてきた鹿沼箒ですが、素材となる材料の確保や
後継者問題など、かごづくりと共通する課題を抱えているそうです。

丸山さんは、『代々受け継いだ土地をきれいな状態で次の代に
残していきたい』という思いから、地元の農家さんとともに、
無農薬・無化学肥料でのほうき草の栽培にも取り組んでいらっしゃいます。

6年前にほうき草の栽培を始めてから、最近になってやっと安定した
採取が
できるようになってきたということです。

今回、わたしも直接お話を伺うことができ、鹿沼箒やきびがら細工が
生み出される豊かな土地がこれからの世代にも受け継がれてゆくよう、
わたしたちも
作り手の思いを伝え続けていきたいと思いました。

大川

















2017-10-01

10/23(月)・ /24(火) 『白樺のかご展』ワークショップ開催のお知らせ

Brorさんによる「白樺のかご 展」開催にともない、
10月23日・24日の二日間は、ワークショップを開催いたします!




このたび制作するのは、
パンかご(23日 月) と 手提げかご(24日 火)の二種類。

講師は、Brorさんご本人と、今回の企画をコーディネイトしていただいている
河内山淳子さん のおふたり。
ワークショップに加えて、白樺樹皮を加工するデモンストレーションや、
スウェーデンでのかごづくりにまつわるお話もしていただける予定です。


(ワークショップはすべて満席となり、予約受付を終了いたしました。
多数のお申し込みをいただき ありがとうございました。)

◆10/23(月)「パンかご」の制作 + トーク
   A)午前:10:00~12:00 (受付終了しました)
   B)午後:13:30~15:30 (受付終了しました)
 
サイズ:底部 縦横12㎝ 高さ6㎝
参加費:5500円(税込・材料費込)
定員 :各回14名
持ち物:カッター、ハサミ、エプロン、持ち帰り用の袋
※当日の進行状況により、時間延長の可能性がございます。
あらかじめご了承の上、お申し込みをお願いいたします。

10/24(火)「手付きかご」の制作 + トーク
  C)12:30~17:00(約4時間半)(受付終了しました)

サイズ:底部 縦横 15㎝ 高さ7.5㎝(ハンドルまで22㎝)
参加費:10,500円(税込・材料費込。お茶菓子つき)
定員 :各回14名
持ち物:カッター、ハサミ、エプロン、持ち帰り用の袋
※当日の進行状況により、時間延長の可能性がございます。
 あらかじめご了承の上、お申し込みをお願いいたします。

【お申し込み方法】
メールにてお申し込みください。先着順にて承ります。
タイトルを「白樺WS参加」とし、以下の宛先まで
(1) (2) (3) についてお知らせください。
予約状況を確認し、翌日までに受付確認のメールをお送りいたします。
(返信が届かない場合は、再度確認のご連絡をお願いいたします)

(1) お名前
(2) 電話番号(できれば携帯電話番号をお知らせください)
(3) 希望するワークショップ(以下からお選びください)
   A )「23日(午前) パンかご」 (受付終了しました)
     B )「23日(午後) パンかご」 (受付終了しました)
   C )「24日  手提げかご」 (受付終了しました)

◎お申込み先:info(☆)kagoami.com (☆)を@に変えてください。

※参加者ご本人さまのお申し込みをお願いしております。
ご友人同士での参加希望の場合も、それぞれ個別にご予約をお願いします。


【講師プロフィール】

Bror Forslund(ブロール フォシュルンド)さん
1947年生まれ。スウェーデン・ヨーテボリ在住。
40年ほど前、娘さんと散歩していた時に1本の白樺の木を見て
「この木のネーベル(白樺樹皮)でいろんなものが作れるんだよ」
と話したところ「パパは何が作れるの?」と聞かれ、本屋さんで
見つけた本を見ながら、娘さんと一緒にテーブルマットを作ったことが
きっかけで、白樺細工職人の道へ。現在は、作品の制作だけではなく、
学校で子供達に白樺細工や木工を教えたりもしています。
はじめて日本に来たのは2013年。その後は毎年来日し、作品の展示や
ワークショップの開催を行う。大好きな日本食は、梅干しと塩昆布。

河内山 淳子 さん
白樺工芸家。2004年より2009年まで、スウェーデン・ヨーテボリ在住。
Bror Forslund氏に師事し、ネーベルスロイド(白樺樹皮工芸)を学ぶ。
帰国後はNäverslöjd Brorを主宰し、東京、大阪、名古屋などにて
ネーベルスロイドのレッスンを行う。


みなさまのご参加をお待ちしております!

2017-09-24

10月18日(水)~29日(日) ブロールさんの「白樺のかご展」

10月23日(水)~29日(日)は、スウェーデン・ヨテーボリ在住
白樺細工の職人
Bror Forslund(ブロール フォシュルンド)さんの
作品を数多く揃えた
販売イベントを開催いたします。


ブロールさんの白樺細工は、伝統的なデザインをベースとしつつ、
ちいさな工夫が随所にのぞく手間ひまのかかった作り。 シンプルなパンかごにも独自のデザインが施されるなど、実用的 でありながら、目で楽しんでいただけるものばかりです。


スウェーデンの暮らしに息づいてきた、白樺のかごの魅力をぜひ ご覧ください!

会期:10月18日(水)~29日(日)
   ※10月23日・24日は休み
 (両日は、ワークショップを開催。詳細はこちら







2017-09-23

ペリゴールのかご「ブイリクー」を訪ねて

ニットデザイナー三國万里子さんのセレクトで、
このほど「Miknits」から発売となりました
「フランス ペリゴール地方のかご」。

製作を依頼した作り手のフィリップさんにお会いするため、
この夏、ペリゴール地方に足を運んできました。


フランス南西部に位置するペリゴール地方は、多くの自然が残る
美しい地域。フォアグラ、ワイン、それからセップ茸が採れる
ことでも知られた、美食の地でもあります。

郊外に広がるブドウ畑

そのペリゴール地方に伝わるのが、フランス南部の方言で
「Bouirycou」(ブイリクー)と呼ばれるかご。


ヨーロッパの一般的なかごの作りとはまったく異なる、
独特の技法と構造が特徴です。

どこからどう伝わったのかは不明だそうですが、1900年代の初頭には
すでにこの地域でひろく使われていて、150人以上もの作り手が
いた時期もあったそう!

農作物の収穫や運搬に欠かせない道具として使われたほか、
家庭では洗濯かごや、食器の収納用に。
マルシェでの買い出しにも、お店やさんの店先でも、これ以外の
かごを見かけることはないくらい、身近に使われていたそうです。

地元のマルシェをのぞいたら、やっぱりありました!



製作をおねがいしているフィリップさんの工房にお邪魔してきました。

晴れの日は、広々とした中庭が仕事場。

ブドウ農園を営む両親のもとで、かごに囲まれて育った
フィリップさんにとっても、ブイリクーは幼いころの思い出の
欠かせない一部。

その技を継承する人がいないことを残念に思い、ならば自分が、と
40歳を過ぎてからかご作りの仕事を始めたそうです。

作り始めたとき、地元の作り手たちはすでにみな高齢で、直接教えて
もらうことはできず、実物のかごを見ながらひとりで学ぶしか
ありませんでした。技術書や資料などもないため、習得までには
とても時間がかかったよ、と話してくださいました。



<ブイリクーを作る>

素材のヤナギは、収穫ののち半年以上は干して、芯までしっかりと
乾燥させます。

ブイリクーは普通、皮付きの枝で編みますが、今回は特別に
表皮をむいた白い枝をつかったかごをお願いしました。

皮をむくための機械はあるものの、半分は手作業。
かなりの時間と手間を要する工程です。

編む工程を最初から見せていただきました。
真ん中からスタートして、渦巻き状に編んでいきます。



一目編むたびに、毎度ひっくり返して、裏側からもかならず編み目を
チェックされていたのには驚きました。


仕上げの縁の部分は、3重にまくのがフィリップさん流。


枝の次ぎ方、切り方などなど、美しく仕上げるための細かな工夫が
随所にこらされていることがよくわかりました。


時代は変わり、今、伝統的な技を受け継ぎこの地で製作を行っている
作り手はフィリップさんを含め数人ほどに。

とはいえ、フランスでは今も広く知られ、愛用者も多いペリゴールのかご。
日本の皆さまにも愛されるかごとして、これからも作られ続けていくことを
願っています!



◆ほぼ日ストア「Miknits ペリゴール地方のかご」のページはこちらから。