2011-12-27

かごのある暮らし(千葉県 F様)

皆さまこんにちは、朝子です。

年の瀬も迫ってまいりました。
大掃除をはじめたものの、思うように片づかず、はぁ~とため息をついているところに
お客様からとても素敵なかごの写真が届きました。

そこで本日は、千葉県にお住まいのF様のご自宅を拝見!したいと思います。
ではではさっそく... 

まずこちらは、アメリカのナンタケットバスケットですね。
東海岸のナンタケット島でつくられる伝統のかご。
アメリカでは、フォーマルな場面で持つことも許された、由緒正しいかごなのだそうです。


均整がとれ、気品があり、とてもすてきです。

次は、リビングへ。
窓際のガラステーブルの上に置かれた、バスク地方の栗のかご
木の器や、曲げ木のお弁当箱の収納用に使ってくださっているそうです。

「食器棚より風通しがいいし、そのままピクニックにいけそうな雰囲気が
とても気に入っています。 」とのこと。 ありがとうございます!

そして木のかごは、そばにグリーンを置くとほんとうに映えますね。


棚の上に眼をうつしますと、そこには東ティモールの「ルフ」のミニサイズが。
手のひらサイズの小さなかごに、かわいい針刺しと、糸、ボタンがちょうどぴったり
収まりました。

次のお写真は、クローゼットに近いスペースでしょうか、
壁ぎわに「根曲竹の脱衣かご」が置かれ、テーブル上の木のトレーには
お洋服のお手入れ道具が並んでいます。


慌ただしいお着替えの時間も、スムーズにたのしくなりそうな素敵なレイアウト。
真似してみたいアイデアです!

そして最後は玄関のお写真を1枚。

宮城の肥料かご」の中に、ルームシューズが仲良く並んでいます。
さっと場所が移せて、とりわけ来客のときには便利ですよね。


F様からのコメントをご紹介します。

「かごは通気性もいいから布ものや木の器の保管にはぴったりですし、
持ち運びができるから、キッチンやテーブルに運んだり、
くつろぐ場所に合わせて持っていくアロマキャンドルをまとめておいたり、
お客さんが来る時にスリッパをそのまま出したりすることもできたりと
万能な上に、見た目がおしゃれ、とまさにいいことづくめです。

今年購入させていただいたかごたちはまだまだ若い感じがしますが、
これからどんどん使って、いい味に育てていきたいです。」

F様がかごを大切に使っていただいている様子を拝見して、
私たちもとてもうれしく、励まされた気持ちです。

かごたちとともに、どうぞよいお年をお迎えくださいね!

朝子

2011-12-19

ゼルコバさんのパンかご

今日は、立川にある天然酵母パンの店 「ゼルコバ」 さんに行ってきました。



オリジナルの「パンかご」が完成したので、お届けしてきたのです。

手作りサンドイッチや、お気に入りのパン屋さんで買ったパンをもち歩くのに、
よいサイズのかごがあるといいな、とかねてから考えていました。

そこで、形や大きさなどをゼルコバさんに相談したのは、今年の夏のこと。
そのアドバイスを取り入れて完成したのが、こちらです。



原型となるのは、岩手鈴竹の「弁当かご」です。
通常のお弁当かごの長さは約16cmほどですが、このパンかごの長さは21cm。
高さもだいぶゆとりを持って作りました。

そしてちょっとめずらしい楕円型。
その昔、このかごの産地である岩手の一戸の女学生たちは、
普通の四角い弁当かごよりも、かわいい楕円型を好んで使ったそう。
そんなほほえましいお話を聞いたのがきっかけで、この楕円パンかごが
生まれることになりました。


早速、焼きたてのおいしいパンを入れて、ポカポカ陽気のテラスでピクニック気分を
味わってきました。

この「パンかご」は、ゼルコバさんの店頭でのみご購入いただけます。
もし機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。

2011-12-16

「東北沿岸600キロ 震災報告」 販売開始しました!

こんにちは。征一郎です。
今日はいつもとちょっと違うお知らせです。

カゴアミドリでは、今日から、「東北沿岸600キロ 震災報告」という小冊子の
販売を開始しました!


岐阜在住の写真家 大西暢夫さんが、東日本大震災の被災地を取材し、
今年5月から7月にかけて「岐阜新聞」に連載された記事を、1冊にまとめたものです。

1冊300円。
経費を除く売り上げの全額は、著者の大西さんを通じて、被災した
子どもたちの支援活動に寄付されます。
→  こちらのページ からご購入いただけます。

今、3.11から9か月が過ぎ、自分もふくめ、被災者ではない多くの人にとっては
震災は少しづつ遠いものになりつつあるように感じます。

けれど、被災した人たちの多くは、今なお大変な状況の中を生きています。
離れた場所にいる自分たちにもできることが、まだまだある、そのことを
思いださせてくれる内容の一冊。ぜひたくさんの人に読んでいただきたいです。


+++

僕が大西さんに出会ったのは、今年の7月でした。

岩手の宮古でボランティアをしたときに泊っていた宿で、取材に来ていた大西さんと
たまたま一緒になり、その日に撮影したばかりの映像を見せていただきました。

自らがカメラマンとして被災地を撮影し、人々にインタビューを行っているのですが、
日ごろニュースで見る映像とは決定的に何か違う印象で伝わってくるのです。
それがなんであるのか分かるのに、しばらく時間がかかってしまったのですが、
きっと被写体を外からみているのではなく、同じ立場になって見ているということが、
その違いにあらわれているのだろうと思いました。


本職は写真家なのですが、映画も撮る多才な方です。
東京に戻ってから、大西さんの監督作品である映画「水になった村」をDVDで見て、
人びとに寄り添うような目線で日常を描きだす、その立ち位置、というのでしょうか、
姿勢に心を動かされたのでした。

10月には、岐阜のご自宅を訪問しました。
その頃、すでに20回近くも被災地に足を運んでいた大西さんですが、
「助けを必要としている人がまだまだ多くいる」という言葉が印象的でした。
また、次第に人々の記憶は薄れ、復興ムードのニュースが多い中、
今後、そうした窮状をどう伝えていったらよいかと、策を練っておられました。

今回、カゴアミドリで冊子の販売を行うことにしたのは、
そんな大西さんの活動を少しでも手伝いたい、という思いからです。


◎過去のブログで、その時その時のことをご紹介しています

宮古でのボランティア

岐阜の大西さん宅訪問

2011-12-04

かごのある暮らし(大西さんのかご編)

こんにちは。征一郎です。

先日訪問させていただいた、写真家の大西暢夫さん宅は約90年前につくられた
といいます。1920年代といえば、関東大震災や第一次大戦のあった激動の時代。

住居そのものからも、時を経てきた存在感が伝わってくるようです。
梁や障子、火鉢などなど、きっと古いものが分かる方には本当に魅力的な
場所に違いありません。

そして・・・、やはり魅力的なかごもたくさんありました! というわけで、
今回のかごのある暮らしは、「大西さんの家編」にてお届けしたいと思います。

まずは、大西さん自慢の「牛乳籠」。
盛岡駅にほど近い場所にあったという、一軒の竹細工屋さん。
ふと気になって店に入り、一目ぼれしてしまったという牛乳籠です。

現代の紙パックはなく、ガラス瓶しかなかった時代では、配達用や家庭用として
使われていたのでしょうか。実用主義のかっこよさがにじみ出ています。


続いては、福島県会津の根曲竹のかご

これは真竹でつくられた収穫用の籠。
あめ色のつやがでてきて、とてもいい味が出ています。

そして最後は、海外から。ベトナムのかごでしょうか? 南アジアの雰囲気がありますね。
この足つきの竹かごは、驚くほど正確に編まれていて、つくり手の高い技術が伺えます。

大西さん、貴重なかごをありがとうございました!

そして・・・昨日、青山の国連大学で行われた「国際水映画祭2011」。
大西さんが製作した「水になった村」も上映されると聞き、足を運んできました。

登場するのは、ダムに沈むまで生活し続けた、おじいちゃんおばあちゃんたち。
そのくらしの中には、かごやざるも多く登場し、箕を自在に操る姿が印象的でした。
そんな、自然と一体になった暮らし方。。。今の時代にこそ、必要な価値観が
たくさんある気がしました。

以下は、映画「水になった村」の概要・解説です。
DVDも最近発売されたばかりで、こちら でお求めいただけます。
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1957年、岐阜県徳山村にダム建設の話が広まった。
総貯水量6億6千万立方メートル、日本最大のダムだ。
当時徳山村の住民は、約1600人。
みな次々に近隣の街につくられた移転地へと引っ越していった。
それでも、何家族かの老人たちが、村が沈んでしまうまでできる限り
暮らし続けたい、と街から戻って来た。

写真家の大西暢夫が初めて村を訪ねたのは今から15年前のこと。
だれもいないと思っていた集落に家があることに驚いた。
以来、ジジババたちの暮らしに魅せられ、東京から徳山村まで片道500キロ、
バイクで高速道は使わず山道を走り抜けて何度も何度も通った。

そしてその村でジジババたちは大西を「兄ちゃん」と呼び,
共にたくさん食べ、いっぱい笑った。
村には季節ごとに土地で採れるものを大切にする、暮らしの知恵や技がある。
食卓にはいつも食べきれないほど大盛りのごはんが並び、山はジジババたちの
笑い声に満ちている。

2006年秋、いよいよ工事が終わり、水がたまり始めた。
もう誰も、村に帰ることはできない。
ジジババたちの変わりゆく暮らしに寄り添った15年間の記録。

2011-12-03

国立の匙屋さん

こんにちは。今日は、12月の展示のお知らせです。

国立の駅から線路沿いに少し歩くと、昔懐かしい牛乳屋さんの手前に
匙屋」さんのまあるい鉄の看板がかかっているのが見えます。

漆塗りのスプーンを中心に製作する木工作家、さかいあつしさんの
作品と、店主のさかいかよさんがセレクトした器や布ものなど、
手仕事の生活道具が並んだ、素敵な空間のお店です。

匙屋さんをはじめて知ったのは、今から6年前。
こどもの出産を控え、この土地に住むようになって間もなくの頃でした。
そして赤ちゃんが誕生し、離乳食を口にする前に一本の匙を買いました。

もうすぐ二度目の漆ぬりが必要ですが、今もだいじなたからものです。

自然から生まれた素材に、人の手を加えてうみだされる道具のすばらしさ。
匙屋さんのお店に並ぶと、あらためて気づかされる・・・そんな場所です。

今月は、その空間にカゴアミドリのかご達が並びます。
冬のあたたかいお部屋にぴったりあいそうな、そんなかごが揃っています。

ぜひご来店ください。



日時: 122() 25() ※終了日は予定です 

場所: 匙屋 (国立駅南口 徒歩5分) 

Open: 12:00 - 18:00 (月火水は定休)

展示商品についてのお問合せは当店までどうぞ


征一郎