2012-07-30

天地を返す

こんにちは。朝子です。暑い日が続いていますね~!

今年のはじめに、生まれてはじめてお味噌を仕込んだのですが、
昨日は、「天地返し」という作業をしました。

土用のこの時期に、ずっと封印していた味噌がめをはじめて開いて、
味噌の上下を入れ替えるのです。
これによって、ぐっと発酵が進むのだそう。


仕込んだ時は、クリーム色の豆ペーストでした。 → 「味噌作りに挑戦

それがこの半年間、常温の中に放置されて一体どんなふうになったのか、
開封の瞬間は、かなりドキドキ...。

ジャジャーン!
しっかり味噌らしい色になっていて、ホッとしました。
なめてみると、うんうん、確かにお味噌の味がします。


上からすこしづつ、小さな味噌玉を作っていきます。


5歳児は泥んこ遊び気分。
「フワフワできもちいぃ~。」



全部できたら、先に作った玉から、順にかめに戻していきます。

かめは一度焼酎で消毒するのですが、なかったのでつれあいの大事な
ウイスキーを少々拝借。

再びふたをして、熟成するまでもうしばらく眠ってもらいます。


最後に娘と二人、「おいしくなぁれ~!」と呼びかけて、天地返しは終了。


ある暑い夏の日のひとこまでした。

朝子





2012-07-24

苔道のハイキング

こんにちは。

先週末は、7月とは思えないほどの低い気温でしたね。
久しぶりに長袖を着て過ごし、寝る前にあわてて掛け布団を探したり・・・
の数日間でした。

そんな中、日曜日は友人たちと八ヶ岳に行ってきました。
あいにくの曇り空だったのですが、長袖を着て歩いても汗がでないほどよい気温。
登山にはちょうどよい天候でした。

2000m以上の標高から歩きはじめることができ、比較的なだらかなルートが多い
「北八ツ」とよばれるエリアです。
数日前に降った雨で、ルート上は小川の様なところも多かったんですが、
トレイルを囲む苔たちが生き生きとしていて、何度となく足を止めてしまう光景に
出会いました。

季節外れながらも、高山植物のゴゼンタチバナやシャクナゲ、ちょっとコワイ見た目で
「ユウレイタケ」の別名を持つギンリョウソウなどが花を咲かせていました。

(中央は小さな小さなゴゼンタチバナ。しみずさん撮影。)

ひんやりとおいしい空気をたくさん吸い込んで、ちょっとした暑気払いをしたような
ハイキングとなりました!

(山ボーイならぬ、山。。。)

征一郎




2012-07-15

かき氷やゆい

こんにちは。今日も暑いですね!

この一年間、心待ちにしていたもの。。。そうです。
「たいやきやゆい」の、かき氷の季節がやってきたのです。

今日は、国立の「匙屋」さんに出店しているということで、家族三人で出かけてきました!
涼しげなガラスの器に盛られたかき氷を、匙屋さんのスプーンも使用し食せるとは、
何ともぜいたくなイベントです。
すでに行列ができていて、テンションが上がります!

(こちらは昨年の写真。。。昨年の様子は→「こちら」)

シロップと練乳はすべて手作り。
今年はさらにバリエーションが増えていて、10種類もありました。
色鮮やかに並ぶシロップ入りのビンを見て。。。悩まないはずはありません。

娘は初志貫徹で、キャラメル&ミルク。
妻は悩んで、抹茶&ミルク。
僕はアンズを半分食べてから、ミルクをあとがけにしてもらう という
優柔不断っぷりでした。

相席したみなさんで、シェアするのも楽しいんですよね~。

というわけで、国立にお越しの際は、ぜひ「かき氷やゆい」のスケジュールを
チェックしてみてください!

ゆいくんのスケジュールは、ブログ(こちら)をご確認ください。

征一郎

2012-07-14

東松島より戻りました(後篇)

さて、翌日は東松島市、小野駅前仮設住宅に伺いました。

ここは、大西さんが被災された方々への聞き取り取材を行った場所。

今年2~3月にかけて、住宅内の一部屋にスタジオを作り、
ここに身を寄せるひとりひとりに、震災当時の状況を語ってもらったそうです。

そのインタビューをまとめたのが、先日発行された冊子、
3.11の証言 -心に留める東日本大震災- 」です。

自治会長の武田さんがやさしく出迎えてくれ、お茶をいただきながら、
最近のお話を伺いました。

朝10時を過ぎると、徐々に女性たちが集まりはじめ・・・、
次第ににぎやかになってきました。

共同で製作している「おのくん」の作業のためです。

長い腕を組んで、「めんどくしぇ~」というのが、決めのポーズ。

「おのくん」は、小野駅前仮設住宅からネーミングされた、一対の靴下でつくられる
色とりどりの人形です。

見た目は、サルのような、モグタンのような... 少しカワキモ(すみません)の
領域にあるところに、愛おしさがある気がします。

一つ一つに、「被災後の先の見えない不安の中でも、『めんどくしぇえ~』と
いいながら前向きに、そして新しい未来を自分たちの手で築いていこうと
いう思い」込められています。


そんな願いを込めつつ、なごやかな雰囲気の中、おかあさんたちがチクチクと
ミシンや手縫いで作っています。


さて、その後は、大西さんのガイド&解説により、東松島~石巻を巡りました。

今となってはきれいに片付き、一見したところでは何も気づかない場所の
一つ一つに、たくさんのドラマがありました。

(線路の無い駅。この小さな建物に登り、ひとりの男性が助かった。)

(東名地区周辺は地盤沈下が激しく、まるで沼地の様)


(鳴瀬川。この河口付近を襲った津波の高さは7.8m)

(津波のあと、火災の被害をうけた石巻の小学校)

(石巻港にかかる橋。中央部にいた人は無事だったそうです。)

がれきが片付き、緑の草が根付きはじめ、日に日に風景が変わっています。

つらい経験をされている人々にとって、一日も早く土地が片付いていくことは
とても大切なことでしょう。

でも、そんな今だからこそ、この景色をしっかり目に焼き付けておきたいと思いました。

今回は、小野駅前仮設住宅の皆様、大西暢夫さんのご協力により、
貴重なお話を伺うことができ、忘れられない時間を過ごすことができました。

本当にありがとうございました。また、必ず伺います!

征一郎





2012-07-09

東松島より戻りました(前篇)

7/6と7/7の二日間、宮城県の東松島を訪れてきました。

初日は、写真家の大西暢夫さんと、「タネマキドリ」で一緒に活動している星川さんと
仙台駅で合流し、津波の被害の大きかった沿岸域を目指しました。

大西さんの案内で、まずは南三陸町の中心部へ。
山間の道路を抜け視界が開けてくると、平らな土地はすべて焼け野原のように
広がっていて、大きな建造物以外は何も残っていない状態でした。


もし自分が3.11の当日に、この場所にいたら・・・と想像してしまいます。


海沿いに広がる公園はがれきの山と化し、展示されていたと思われる蒸気機関車が
今も車道に転がっていました。



すぐに日が暮れはじめ、夕食時。
そこで大西さんの地元の知人と、一緒に食事をすることになりました。

向かった先は、「南三陸さんさん商店街」。
復興をめざす30ほどの地元のお店が軒を連ねる仮設商店街です。

なかでも評判のお店で、「ウニ丼」をいただきました。
いや~本当に美味しかったです。

(食べ方のレクチャーを受ける?星川氏)

震災直後に大西さんと出会ったときは、大勢の避難者のために毎日必死に
炊き出しをしていたというこの女性は、はじめて会ったわれわれにもとてもやさしく、
そして元気な方でした。

でも、この方も被災者の一人。
震災以前は町の中心部で美容院を営んでいましたが、津波によって
自宅とお店を失ってしまったそうです。

しかし、現在は高台の場所にコンテナを借り、営業を再開されています!
きっと髪もさっぱり、元気もいただけるお店である事でしょう!


が・・・、これは後から聞いたのですが、この津波によって50人近い
常連客の方々を失ってしまったのだそうです。

顔見知りであるだけでなく、実際に髪に触れてのお付き合いをしてきた
この方にとって、それがどれほどに辛いことか。。。

自分の中で、日に日に震災当時の印象が薄くなってきていることを感じ、
少しでも記憶に残しておきたいと思い企画した、今回の訪問。

このように人と出会い、人の生活を通して聞いた話は、
ずっと忘れないであろうことを実感していく旅となりました。

この日はその後、宿泊先の東松島に移動しました。

翌日はいよいよ仮設住宅を訪れ、景勝地の奥松島から宮城県第二の都市、
石巻までの沿岸を巡ります。

征一郎

2012-07-04

宮城・東松島へ行ってきます。

こんにちは。
今日の東京は、この夏一番の暑さとなりましたね。
涼しくなる夕方の時間が、待ち遠しい季節となりました。

さて、今週の金曜日(7/6)はカゴアミドリは臨時休業させていただきまして、
宮城県の津波による被災地に足を運んできます。

現在、当店で販売している写真家・大西暢夫さんの冊子
「3.11の証言 -心に留める東日本大震災 震災報告Ⅱ-」
の取材が行われた、東松島市小野駅前の仮設住宅を訪問する予定です。

写真 大西暢夫

この場所は、今年の3/20にタネマキドリが主催したイベントの収益(¥93.463)
の寄付先でもあり、かねてから現地に訪問したいと考えていたのです。

そしてようやく今週末、大西さんとスケジュールがあったので、タネマキドリの
メンバーとともに足を運んで参ります。

僕にとって、宮城県の沿岸域ははじめての場所。
この機会に、石巻など他の沿岸域の状況も、この機会に見れたらと考えています。
今回の報告は、後日タネマキドリのブログでご紹介しますね。

なお、今回の新冊子は、前作の「東北沿岸600キロ 震災報告」以上の売れ行きで、
すでに増刷が決定だそう!


カゴアミドリ(イベント含む)の両冊子の販売数も、すでに400部を超えています。
今もなお、経費を除いたすべての金額は、大西さんを通じて被災地の方々へ
届けられています。

この冊子の中で語られる津波の状況や、一瞬の判断を迫られた状況を語った記事、
当時の記憶が薄くなりつつある今、一人でも多くの方に読んでいただきたい内容です。
→ご購入は「こちら」まで。

それでは、後日ご報告します!

征一郎