2012-08-26

夏の終わりに

こんにちは、朝子です。
残暑厳しい折ですが、お元気でおすごしですか?

それでもようやく、朝晩には涼しい風が吹くようになってきましたね。

夏の終わりのこの時期になると、すこしつづ空が高くなり、
毎日通る坂の上からは、きれいな夕焼けが見えます。

ときどき自転車を停めて、西の空に赤くそまる雲を眺めたりしています。





つい先日、学生時代の友人が鈴竹の手提げを購入してくれました。

浴衣によく合うよー、と送ってくれた写真がこちら!


濃紺に、鮮やかな縞の帯が映える大人っぽい浴衣に、
竹のかごはやっぱりよく似合いますね!

友人はこのあと、お茶のお稽古に、そして花火大会へと、
かごとともにお出掛けしたそうですよ。なんて風流~。

各地でお祭りが多いこの時期、鈴竹を手に、浴衣で涼しげに
歩いている女性をみかけたら、ついつい振りかえってしまいそうですね。

夏の終わりの輝くような一瞬、皆さんもよい思い出を作ってくださいね!

朝子

2012-08-23

丹沢山行

こんにちは。

残暑がまだまだきびしい毎日ですが、いかがおすごしでしょうか?

東京も相変わらずの猛暑続きですが、そんな中、日曜日は友人たちと
丹沢登山に行ってきました。

当日は晴天に恵まれ、あまりに暑かったらどうしようか・・・
と心配していたのですが、山中は思いのほか涼しくて快適な登山ができました。


 
標高を稼いでいくと・・・、相模湾が見おろせます。
この季節には珍しく、房総半島~伊豆半島の先までよく見えました。
 
 (夏の雲たちは見飽きることがありませんね。Nさんの写真を拝借。)
 
 
下山後は、のどの渇きをいやすためにお店へ直行。
丹沢の登山者御用達、渋沢駅にほど近い「いろは食堂」です。



(あいさつ代わりの大山豆腐! 口元が緩んでいる人がいますね。)
 
注文をしようと思ったら、「山から下りてきたんなら、まずこれ食べてみて~」と
おかみさん。
次々と、山菜や季節の野菜がたっぷりの大皿料理が運ばれ・・・、ついついお酒も
すすんでしまいます。


「秋はキノコ料理をいっぱい食べさせるから、また来てね~」との一言に、
一同、再訪を即決した夜となりました。

某環境団体の「渋沢駅支部」とも呼ばれているという、この「いろは食堂」。
定食やうどんなど、お食事もできます。
丹沢の奥深い魅力を体験してみてください!

征一郎

2012-08-17

近江八幡へ

さて、モーニングでお腹を満たした後は、琵琶湖東岸を目指します。
お隣の滋賀県で行われている「現代の名工 廣島一夫の手仕事」の展示を
見に行くためです。

かご職人の廣島さんは、現在97歳。
宮崎県の日之影町で生まれ、15歳のときに竹細工職人に弟子入りしたといいますから、
実に80年以上を製作活動に携わっている方です。

その籠を、地元の宮崎県以外でみることはなかなか難しいため、この機会に
思い切って足を延ばしてみることにしたのです。

お昼をすぎた頃、近江八幡に到着。
人影もまばらな歴史ある古い街並みを歩いてみると、なんだかとてもなつかしい雰囲気
が漂っていて、タイムスリップしたような感覚になりました。

そうこうするうちに、「ボーダーレス・アートギャラリー NO-MA」に到着。
旧野間邸を改築したという由緒ある建物に、竹細工の展示がとてもマッチしていました。


早速、一階に展示されている、廣島一夫さんの作品を拝見。

この展示では、写真撮影が可能なだけでなく、すべての展示物を実際に手に取ることが
できるのです。

「おりがつくる籠は見るためのものじゃねえとよ。使うためのものじゃ」
というご自身のお言葉通り、主催されている方々が、その籠たちをどのように捉え、
どのように見てほしいのか、その姿勢が伝わってくるような展示でした。


ひとつひとつため息が出そうな、精巧な作りであることはもちろんなのですが、
何よりも魅力的に感じるのは、使う側の道具としての機能と耐久性を第一に考え、
つくられているところ。
無駄なものをすべてそぎ落とした、究極のデザインのようにも映りました。


とくに、「かるい」と呼ばれる背負い籠は、象徴的な道具です。

平面では安定しない逆三角形の形状ですが、実際に背負ってみるととても背中に
フィットしました。また、斜面の多い山岳地域では、籠をおろした時にこの形のほうが
逆に安定するというのです。

長い間、使用を繰りかえすことによって培われてきた、たくさんの経験や知恵が詰まった
道具だと思いました。


その後は、若手の職人の方々のトークが行われました。
立ち見もでる盛況ぶりで、一般の方だけではなく、竹細工職人をめざしている
方々も多く参加されていたようです。


特に、現地に移住して廣島さんに弟子入りし、お若いながらも職人として活躍
されている小川鉄平さんの話はたいへん興味深かったです。
この日は残念ながら、実演風景を見ることできなかったので、いつか現地に
うかがう機会を作って、話を聞いてみたいと思いました。

そして、何よりもこのイベントで印象的だったのが、主催側のみなさんが一体と
なっているその場の空気感にあったような気がします。
このような会が今後も続いていくことで、つくる側とつかう側が、これまで以上に
有機的につながっていける・・・そんな希望を感じた会でした。

主催された皆さま、すばらしい展示と楽しい時間をありがとうございました。
今後のご活躍を期待しております。

征一郎

2012-08-16

朝食はモーニング

さて、翌日は滋賀県の近江八幡に向かいます。

お世話になった大西さん一家とお別れする前に、池田町名物のモーニング!
で朝食を摂ることにしました。

岐阜県は、愛知同様モーニングの文化が根付き、特にこの周辺は激戦区だそう。

車を走らせていると、どのお店にも黄色いランプがくるくる回転しています。
一見、工事中? かと思うのですが、これは席の空き状況を外から知らせるための
目印になっているとのことでした。

土曜の朝ということもあり、どの喫茶店の駐車場も混雑していました。

関西に近いから、いくぶんコテコテ度が高かったりするのでしょうか?
池田町のモーニングには、「茶わん蒸し付き」のお店が多いのだそうですが、
この日は子どもたちも喜びそうな、ちょっと洋風なお店へ。

(モーニング=コーヒー一杯分の価格=¥390也)

店内は家族連れの人がほとんどで、週末のちょっと遅い朝食を家族で楽しむ
土地柄なのでしょう。いろいろな店をまわって、それぞれの違いを楽しむのは、
とても楽しそうです。

大西さんファミリーとはここでお別れするのですが、その時間が次第に近づいてくると、
子どもたちがすこし不機嫌になったり、徐々に口数が減ってくるのが、なんだか
かわいらしかったです。

そして、我々は一路西へ向かい、旅は続きます。


征一郎

2012-08-15

水になった村へ

映画「水になった村」を見てから、ずっと行きたいと思っていた徳山湖(徳山ダム)。

この映画の監督であり、知人である大西暢夫さんのご家族と一緒に
ダムを案内をしていただくという、とても贅沢な一日のはじまりです。

大西さんのお子さんは、我が家のむすめと同じ年頃。
昨年にはじめて会ってから友だち同士なので、今回の旅は
とても楽しみにしてくれていたようです。

さて、池田町にある大西さんの自宅を出発し、揖斐川沿いに車を走らせます。
いくつかのカーブを抜け、1時間半程度のドライブで徳山ダムにつきました。


背後の湖面はとても穏やかで、取り囲んだ山々が水面に映っていました。

しかし、この湖面の下は、かつては徳山村の中心地。
少しの時間でしたが、当時の人々のくらしや学校に通う子どもたちに、
思いをはせてみました。
 (ダムに沈んだ徳山小学校の位置を示すポスター)

視線を前方に向けると、深さが160m以上もあるという日本最大級のダムの姿を
見下ろす形となります。

日本一の貯水量を誇るこの巨大なダムは、貯水開始から満水に近い状態になるまでに
二年近い時間がかかったそうです。

(GWには観光放流が行われ、とてもにぎわうそうです)

その後、すこし奥に位置する「徳山会館」へ。

ここには、かつての徳山村の暮らしを紹介する展示スペースがあり、
村出身のアマチュア写真家・増山たづこさんの写真が多数展示されていました。

増山さんご自身は、ダム建設に反対であったそうですが、
「国がやろうと思うことは戦争もダムも必ずやるから、反対するのは大河に蟻が
さからうようなもの」 として、この事実を受け止めていたそうです。

しかし、「(太平洋戦争で亡くなられた)夫がいつ帰って来ても、ダムに沈んでいった
徳山村の事を伝えられるようにしたい」と、60歳を超えてから、消えゆく村の生活の
あらゆるものを被写体に、8万点以上の写真を残されました。

ちなみに愛機はピッカリコニカだったそう。
今は、ダムに沈んでしまった村の上に展示された、増山さん写真の数々が、
ダムを訪れる人々に、かつての徳山村を豊かさを語りかけてくれるのでした。

さて、お昼ごはんは、会館内のレストランへ。

かつて、徳山名物だったという「地獄うどん」をいただきました。
釜揚げのうどんに、サバの水煮缶と薬味をのせ、醤油をかけて出来上がり!
農作物の収穫時に手伝いに来てくれた、若者たちの胃袋を短時間で満たすために
考案されたおばあちゃんのレシピ。

大量にゆでたうどんを、残さずに食べさせられた・・・ことが、満腹地獄に
例えられたのでしょう。
もちろん、われわれは、おいしくいただきました。


(地獄うどんセットは、本家本元よりだいぶ高級な感じ)



そして夜はというと、揖斐川の夏の風物詩といわれる「やな」で、あゆ料理を
コースでいただき、心もお腹も満たされた旅の一日となりました。


まだまだ旅は続きます。

征一郎

2012-08-14

岐阜&滋賀に行ってきました

こんにちは。
まだまだきびしい暑さが続いていますが、朝夕はいくぶん涼しさが感じられる
時期になりましたね。


先週は、数日間の夏休みをいただき、友人と家族の4人で、岐阜と滋賀に
行ってきました。

今回の旅の目的は二つ。

一つめは、今年の春に、タネマキドリの仲間たちと自主上映会を行った、
映画「水になった村」の舞台、岐阜県・徳山ダムを訪れること。


日本最大の貯水量を持つこのダムは、その建設に伴って1600人近い全村民が
移転を余儀なくされ、村が消滅しました。

かつては、自然と寄り添いながら、つつましくも豊かな暮らしを営んできたひとびとの
暮らしに、思いを馳せてきました。


もう一つは、お隣の滋賀県・近江八幡にあるボーダレス・アートミュージアムNO-MA
行くこと。

ここで竹細工の名工として知られている「廣島一夫さんの手仕事展」が
行われると聞き、ぜひ見てみたかったのでした。



どちらも、ふかく印象に残る訪問となりました。
その様子は、ブログで順番にご報告していきたいと思います。

征一郎

2012-08-03

吉祥寺 TONE でも展示が始まります

展示のお知らせがもう一つ。

明日8/4(土)からは、吉祥寺の「TONE」さんでの展示が始まります!

テーマは、-東北の手仕事 『自然を編んだ手提げ』- です。


東北には、あけびやくるみ、かえで、竹など、 豊かな自然に育まれ、
手仕事によって受け継がれた編組品があります。

今回はその中から、この季節にすっと馴染む手提げかごをご紹介します。

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吉祥寺 TONE 
-東北の手仕事 『自然を編んだ手提げ』-

8月4日(土) - 19日(日) (11:00〜20:00 水曜定休)   map



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TONEさんは、吉祥寺東急の裏手の落ち着いた一角にある、セレクトショップです。

ずーと過ごしていたくなるような、居心地の良い空間。
その一角に涼しげな手提げ籠が並びます。

奥深い魅力を発見しに、ぜひぶらりと足をお運びください。

2012-08-01

アサンテサーナでの展示、スタート

皆さま、こんにちは。朝子です。
セミ時雨もにぎやかに、今日から8月ですね。

そして今日から、目黒の「アサンテサーナ」では、かごの展示が始まりました!

アサンテサーナは、日本におけるフェアトレード運動の草分け
「第三世界ショップ」の直営店。

服や楽しい雑貨、そしてフードなどなど、世界各国の生産者とともに
開発してきたオリジナルの製品が、ところ狭しと並んでいます。

そんな店内に、今日から8月18日(土)まで、涼しげな日本のかご・ざるが
並びます!

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目黒 アサンテ・サーナ かご展

会   期:   8月1日(水)から18日(土)まで
営業時間:  (月~土) 11:00〜20:00
電   話:     03-3791-2147
定 休 日:     日・祝  
※ 会期中、8/13, 14, 15日は、お盆休みのため臨時休業となります。
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お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

朝子