2013-03-29

芽吹き


こんにちは。朝子です。

外はまだ、満開の桜。
今週の花冷えのおかげで、例年よりお花が長もちしているような気がします。

お店の中に置いてあるグリーンも、このところ急に目覚めたかのように
若葉を伸ばしはじめています。

 
 




 
 
今週は、東北地方から、冬の間にこつこつと編まれた伝統的なかごが
たくさん届いています。
 
それから、アフリカのカラフルなかごたちも、店頭にずらりと並びました。
 
毎週土曜日は国立店オープンの日!
春夏のお部屋のアイデアを探しに、ぜひふらりとお立ち寄りくださいね。
 
皆様のお越しをお待ちしております。 →カゴアミドリ国立店map


2013-03-28

「かご編み」上映会にいってきました


こんにちは。伊藤征一郎です。
先週の金曜日、東中野にあるポレポレ坐にいってきました。

ちょうど一年前、タネマキドリで活動する友人たちと企画して、
水になった村」の上映会をおこなった時 (その時のブログ→)、
フィルムを貸し出していただいたのが、ポレポレタイムス社の中植さんでした。

その中植さんから、「今度、『かご編み』の上映会があるので、どうですか~?」と
お誘いを受けたのでした。



当日、会場はほぼ満員で、一部立ち見も出るほど!

映像はすべて無音なのですが、それがまた観客の集中力を高めるようです。

音の無いフィルムをみながら、感嘆の声や笑いが起こるのが、なんだか
おかしかったのでした。


上映されたフィルムは、1960~70年代にかけて、近代化されていない土地に
足を運び、撮影された貴重な映像ばかり。

南米からアジア、アフリカなどさまざまな民族の「かご編み」を見ることができました。


「かご」と一言でいっても、いわゆるかごだけではありません。
こどものおもちゃにはじまり、樹液の圧搾道具、祭司用の衣装、
ついにはドーム型の住居までつくってしまうではないですか!

現代社会と比較すると物質的に乏しく、原始的ともいえるこれらの生活の中に、
太古から続いてきた文化の大切さと、精神的な豊かさを感じてしまうのは
なぜなのでしょう?

上映の合間には、民俗学やバスケット製作に詳しいゲストによる
トークが行われました。

中でもバスケタリー作家の本間一恵さんの所有する、かごのコレクション
はとても興味深かったです。


これはなんでしょう?

うずらをいれる専用のかご、ビールづくりのための圧搾かご、
なんと、当店の屋号のヒントになった、かごあみ上手な鳥、
「Weaver Bird(ハタオリドリ)」の巣の実物もみることができました。


かごあみ名人、ハタオリドリの巣でした。

あっという間の二時間。

会場を去ったあとも、この上映会のチラシに記されていた一言を思い出さずには
いられないのでした。

「見るほどに、知るほどに頭の中には『かご』とは何か?という疑問符が増殖し、
身のまわりのあらゆるものが「かご」に見えてしまう病に。
あなたもきっと・・・。」


2013-03-21

吉祥寺「日本のかご展」残り三日です!


こんばんは。伊藤征一郎です。

こちら、東京では桜の花も見ごろとなりました。
今日は桜の名所、吉祥寺の井の頭公園を経由して、
「日本のかご展」を開催中の、ギャラリーfeveさんへ行ってきました。
http://www.hikita-feve.com/now.html

今回は二度目の訪問なのですが、初日はたくさんのお客様でにぎわっていたため
会場内の写真ができず、今回は撮影もかねて伺ったのでした。
 
それでは、会場をご紹介いたします!
 
 
 

 
 

 
 
会期はいよいよ残り三日間となりました。
 
今からでも注文可能な製品、旅立ちを待っている銘品もありました!
ぜひお見逃しなく! 
掘り出し物を抱えた、スタイリストの
小澤典代さん と僕

2013-03-20

3/22(金) 「かご編み」上映会!

こんにちは。伊藤征一郎です。

3/22(金) 18:30~ 東中野にあるポレポレ坐にて、
カゴ好きの皆さまには、ぜひご覧いただきたい上映会がありますので、
ご案内させていただきます!


20世紀の映像百科事典
エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ(ECフィルム)を見る
連続上映会3「かご編み」です。


内容は以下、または詳しくはこちら→「」をご確認ください。
最後の赤字部分は、自分に当てはまる気が・・・)
もちろん、ぼくも足を運ぶ予定です。

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本上映会シリーズは、20世紀を代表するこの壮大な映像アーカイブを
今に生きる私たちの目線で読み直し、虫干しして、多彩な分野の人々との
対話を通して新しい息吹をふき込む試みである。
これらの映像の中に、私達の未来に必要な宝物を見つけられるかもしれない。


■日時:2013年3月22日(火)18:30 open/19:00 start
■ゲスト:本間一恵(バスケタリー作家)、中川重年(京都学園大学教授)
■料金:予約1,000円/当日1,500円(+要ワンドリンクオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email :
event@polepoletimes.jp


ECフィルムには、「かご」の作り方を記録した映像が23。
地域も形も用途も実にさまざまです。
加えて、生活の道具として「かご」が使われる場面を記録しているものを含めれば
数は知れず。バスケタリー作家の本間一恵さんは自ら「作る人」の視点で多くの
ECフィルムを視聴し、研究や制作に役立ててきました。
第3回目は彼女のコレクションである美しく不思議で面白い世界各地の実物の「かご」も
見せていただきながらの上映会です。
世界を股にかけ里山利用の研究と実践をしてきた中川重年さんには、

材料となる植物や「かご」をめぐる暮らしについても聞いてみたい。
見るほどに、知るほどに頭の中には「かご」とはなにか?という疑問符が増殖し、
身の回りのあらゆるものが「かご」に見えてしまう病に。
あなたもきっと・・・。


<上映プログラム>
●コファン族(南コロンビア モンターニャ)マニオクの圧搾カゴ"ティピティ"編み/06'00"/1970年
●コファン族(南コロンビア モンターニャ)マニオクの晒し/07'00"/1970年
●カラジャ族(ブラジル アラグアイア地方)大きなむしろ編み/12'00"/1960年
●アカ族(タイ チェン・ライ県)蓋つきの籠編み/16'30"/1965年
●クラホ族(ブラジル トカンティンス地方)手さげかご編み/06'00"/1969年
●クラホ族(ブラジル トカンティンス地方)ヤシの葉の玩具づくり/10'00"/1965年
●アルファコ族(コロンビア シェラ・ネヴァダ・デ・サンタ・マルタ)竜舌蘭繊維の糸づくりと紐づくり/08'30"/1969年 
●リマイベ族(西アフリカ オートボルタ)ドーム家屋の建築/09'00"/1962年


民族名、撮影地名には、現在では用いられない名称がございますが、製作当時の表記を尊重しました。

2013-03-19

かごのある暮らし ‐水切りざる 編‐


こんにちは!伊藤朝子です。

今日も、「かごのある暮らし」シリーズをお届けしたいと思います。
本日は東京都のK様から届きました-水切りざる編- です!


K様のお宅では、毎食サラダをたっぷり食べるそう。
これまでは、その水切りに悩んでいたとのことです。

ではお便りをご紹介します!

『サラダスピナーは持っているのですが、部品など使った後の洗い物が多く、
また大きいので洗いかごの場所もとるため、結局使わず仕舞い。

ステンレスのざるを使って水切りしていたのですが
底の方に水気がたまってしまい水切れが悪く、
どうにかならないものかといつも思ってました。

今回購入した甲州ザル、とてもよかったです!

提供:K様

野菜を切ってどんどん入れていき、トスするように何回か振れば
水切りができます。

そのまま置いておいても、底に水がたまることなく、
また洗うのも、さっと水洗いしてフックに掛けておくだけ!

旦那が、細かい野菜が目に詰まって大変だよ~と心配してましたが、
使ってみたら目が細かく編まれているので
多少切った野菜が引っ掛かりますが、さっと手でなぞれば取れました。

ずっと持ち続けていた毎日のイライラがスッキリ解消されて嬉しいです。
また、長く付き合っていける家事の相棒ができて
キッチンに立つのも楽しいです。
(ざるの姿がとてもきれいなので見るたびニッコリしてます) 』


K様、温かいお便りをどうもありがとうございました。

真新しいざるをザッザッと振って、小気味よくサラダの水切りを
している姿が浮かんでくるようですね。

ぜひ、永くご愛用ください!(我が家でも愛用中です。)

朝子
米研ぎにも便利。山梨の甲州ざる


2013-03-17

「日本のかご展」がスタートしました!

こんにちは。

昨日の国立店には、かつてないほどたくさんのお客様がお見えになりました。
ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました!

前日の朝日新聞に掲載いただいた反響もあって、たくさんの方とお会いでき
楽しい一日となりました。
今後も、新商品などいち早く紹介してまいりますので、ぜひお立ち寄りください!


そして昨日より、吉祥寺のギャラリーFeveさんで行われる「日本のかご展」
が開催されています。
九州の若手作家さんから、東北のベテラン職人が手掛ける伝統工芸品まで、
各地を代表するさまざまな上質のかごが一堂にそろいました。

 
圧巻の品ぞろえに、監修の小澤典代さんのスタイリングが加わって、
ほんとうに素敵な空間となっています。
短時間でしたが、僕も店頭で接客をさせていただきました~。楽しかったです!

会期は来週の土曜日まで、かご好きのみなさんには見逃せない展示です。
ぜひ足を運んでみてください!
(会場内の写真は、後日ご紹介いたしますね。)

詳しくは、こちらをご覧ください→「


征一郎





2013-03-15

朝日新聞で紹介いただきました

皆さま、こんにちは。伊藤朝子です。
いかがお過ごしでしょうか。

日一日と春が近づいているのが感じられますね。


今朝は、ちょっぴりドキドキの目覚めでした。
というのも、朝日新聞に当店の記事が載ることになっていたからです。

さきほど早速見てみたところ、、、思ったより大きな記事でびっくり!

なぜこのお店を開いたのかなどなど、私たちの想いをとても丁寧に
伝えていただいていて嬉しかったです。



3月15日(金)の朝日新聞の朝刊、東京武蔵野版と多摩版に掲載されたようです。
地域の皆さま、よかったら新聞を開いてみてくださいね!

多摩地区以外の方は、こちら に載せましたので、よろしければご覧ください。




2013-03-12

かごのある暮らし ‐あけびの手提げ籠 編‐

 
皆さま、こんにちは。伊藤朝子です。
 
今日は、「かごのある暮らし」シリーズ、
皆さまからお寄せいただいたカゴの写真をご紹介するコーナーです。
 
さて本日ご紹介するのは、岐阜県にお住まいのT様からのお写真です。
 
青森のあけびの手提げに合わせて自作されたという、
内袋にどうぞご注目ください! 

 風合いのよい布で作られた「あずま袋」。
かわいらしい模様は、なんと一つ一つ
ご自身の手で刺した「こぎん刺し」だそうです。
 
 
ご購入いただいた「こだし編みの手提げ」に、
みごとに収まりました!
裏布の色合いもすてきですね。
 
 
かっちりとしたあけびに、
ふんわりとやさしい雰囲気が
加わりました。
 
 
「あずま袋」は、中身の取り出しやすさという点でもすぐれていて、
かごバッグとは好相性ですね。
 
色柄ちがいで何枚か持っていれば、季節に合わせて手軽に
かごの表情を変えることができそうです。
 
 
 
手提げと同時にご購入いただいた鈴竹の小文庫には、
こぎん刺し用の糸を収納していらっしゃるそう。
 
T様、素敵なアイデアを大変ありがとうございました!  


【3/12 UPDATE】被災地応援 冊子進呈企画!

こんにちは、朝子です。
東日本大震災から、間もなく2年が経ちますね。

直接に被害をうけた方々のこの2年間は、想像をこえる
困難の連続だったのではないでしょうか。

震災はまだ終わっていない、という声も多く聞かれます。


そんな2周年の機会に、被災地への思いを皆様と分かち合えたらと思い、
ささやかではありますが、被災地応援企画をスタートしました!

今日3月8日(土)より2週間、当店の商品をお買い上げの皆様で、
ご希望の方全員に、冊子「東北沿岸600キロ 震災報告」
を1冊づつ進呈させていただきます。

※ 配布・販売分ともに好評につき、在庫切れとなりました。
恐れ入りますが、3/13以降の発送分は、
3.11の証言 心に留める東日本大震災(震災報告Ⅱ)」
とさせていただきますことを、ご了承ください。


写真家の大西暢夫氏が、震災数か月後の東北沿岸部を取材した、
心に迫るレポートです。

2年が過ぎた今だからこそ、津波の爪あとがまだ生々しかった当時を
ふりかえり、震災の記憶を胸にきざむ意味があるのでは、と思っています。

冊子代金のうち、経費を除いた全額は、大西さんがいまも支援を続けている
宮城県東松島市の仮設住宅の皆さん、そして、被災者の方々への支援金と
して使われます。

本プレゼント企画は3月22日(土)までです。ぜひご利用ください!

同冊子の販売も行っております。
お求めの方は こちら よりどうぞ。1冊300円です。






2013-03-11

つぐらをめぐる旅

こんにちは。伊藤征一郎です。

この数日は、すっかり春の気配が色濃くなってきましたね。
こちら東京の西側も、梅の花がきれいに開いています。

先週は、「つぐら」をもとめて、長野県の栄村に行ってきました。

まだまだ雪が深く残っていて、除雪された道路の脇には、
壁のような高さの雪が残っていました。


「つぐら」とは、藁で編んだかごのこと。
地方によっては「ちぐら」とも呼ばれています。

米どころであり、国内有数の豪雪地帯でもあるこの地では、
冬場の手仕事として、わらを使用したかご作りが盛んな土地です。

旅のきっかけは、お櫃を保温するわら細工を探していたことに始まります。

偶然にも知人の知人を通じて、現地を代表する作り手の方に製作を
お願いすることができました。

今回は、その方を訪ねる旅。友人であり写真家の大西暢夫さんも一緒で、
たのしい訪問となりそうです。


こちらが「飯つぐら」です。
三合用のお櫃に合うよう、作っていただきました。

作り手のおじいちゃんは、90歳に近い年齢。
一つ年上のおばあちゃんと、とても仲良くされていたのが微笑ましかったです。


たくさんの郷土料理でもてなしていただきました。
 
しばし談笑のあと、実際の作業を見せていただくことに。
一本のわらをつかんで、一本づつ継ぎ足し継ぎ足し編み込んでいくのです。

 

 

大西さんも、撮影に力が入ります。
 

 
これは、70年前に作ったという、育児用のつぐら。
農繁期の忙しい時に、赤ちゃんを入れたカゴです。
仕事中に目を離しても危なくないように、工夫してつくられています。


作業後に、おじいちゃんの手を見せていただきました。
長年の作業で、人差し指が変形していましたが、つややかでやわらかい
職人の手でした。

「習いたい人がいるのなら、おしえたい。このつぐらづくりを残していってほしい。」
最後におじいちゃんの語った一言が、とても印象的でした。


征一郎



2013-03-05

東西かご展

こんにちは。朝子です。

春が、もうすぐそこまで来ているようです。
ちぢこまった背中をおおきく伸ばして、
ぐーんと深呼吸したい気持ちです。


さて、当店でも販売をしている、新潮社の
「日本のかご えらぶ・かう・つかう」。


今月は、その出版にちなんだカゴの展示会が、
西と東、2か所で開催されます。


まずは西から。

香川県高松市にある「まちのシューレ963」さんです。
シューレというのはドイツ語で「学校」や「学び」という意味なのだそうです。
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まちのシューレ963ギャラリー 「日本のかご展
3月1日から10日まで
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東は、東京・吉祥寺です。

場所は、東急百貨店裏手の大正通り、閑静な一角にある
「ギャラリーFeve(フェブ)」さん。
目の前にはちいさな公園、地下においしいパン屋さんがあるギャラリーです。
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ギャラリーFeve(フェブ) 「日本のかご展
3月16日から23日まで
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どちらも、著者で、手仕事の分野に詳しいスタイリストの小澤典代さんが
監修されたり、イベントにも参加されたり、充実の内容になっています!
当店も展示の一部に協力させていただきました。


詳細は、各主催者のHPをご覧ください。

新しい季節に、新しいかごとの出会いを 期待しつつ、
ぜひお出かけになってみてくださいね。


朝子