2013-07-31

北海道を旅してきました

こんにちは。伊藤征一郎です。
先週は、少し早目の夏休みをいただきました。
期間中にご利用予定のお客様には、ご迷惑をおかけいたしました。

一週間ほど、家族で北海道を旅してきました。
僕は東京生まれなのですが、親戚の多くが網走に住んでいたこともあり、
幼少のころの夏休みといえば、この土地で過ごすことが多かったのです。


というわけで、旅の初日は網走に滞在しました。
網走といえば、なんといっても刑務所とオホーツク海の流氷のイメージが
強いと思いますが、個人的にとてもおすすめしたい場所があります。


それは、北方民族博物館です。
グリーンランドから北欧のサーメ人、ユーラシア~北アメリカのイヌイット、
そして北海道のアイヌの人々。
その文化とくらしの道具の品々を、ていねいに紹介している施設です。
これまで何度となく足を運んでいるのですが、いつも長居してしまいます。


そして、バスケット類も数多く展示されていました。
特に白樺樹皮はポピュラーなかごの材料で、シンプルな暮らしのカゴから
うつくしい装飾を施したものまで存在し、北国の暮らしに不可欠な素材
であることを実感できました。

 
 
白樺樹皮で覆ったカヌーも!

この夏は、ワークショップや企画展など、さまざまなイベントも予定されているようです。
ぜひ、網走にお越しの際は、立ち寄ってみてください!

それからの数日は、道内の知人を訪ねつつ、アイヌの人々の暮らしを展示している
場所を訪れました。

その中でも、印象的だったのが、アイヌ語で「チセ」と呼ばれる住居です。

 
一般的に用いられる材料は、「カヤ」が多いのですが、上川地方でみられるチセは、
「ササ」が使われていました。

茎の内部に空気の層をもつササは、内陸部の厳しい寒さをしのぐ材料として
最適だったのでしょう。

実際に、その中に足を踏み入れると、しっとりあたたかな雰囲気に包まれました。

そして旅の後半、次に向かった先は、カムイミンタラ!
アイヌ語で、「神々の遊ぶ場所」という意味で、大雪山のことをいいます。
ロープウェーも利用できるので、子供連れでも気軽に登山を楽しむことができました。


当日は快晴に恵まれ、頂上付近では見事な雪形が現れました。
いろいろな鳥やシャチなどの動物たちにも見える、大自然のオブジェ。
まるで極北の動物たちが、集まって遊んでいるかのように見えました。

と駆け足ではありましたが、北海道の魅力を十分満喫した旅となりました。
そして、気分一新、新たな気持ちで業務を再開しています。


8月は『ケニアの手仕事展』など、新たなイベントを予定しています。
引き続きどうぞよろしくお願いします!


2013-07-16

かごのある暮らし ― 赤ちゃんとの日々のかご ―

こんにちは、朝子です。

「手提げかご」をテーマに、皆様からお写真をお寄せいただいた
今回の“かごのある暮らし写真” キャンペーン。

たくさんの方にご参加いただきまして本当にありがとうございました!

キャンペーンとしての募集はここで一旦終了とさせていただきますが、
みなさまからのお写真は、今後も随時ご紹介していきたいと思います。
ぜひぜひ送ってくださいね。

                   ☆☆☆

ということで、さっそくですが今日は、北海道のmiya様からいただきました、
うれしいお便りをご紹介したいと思います!

miya様は以前、お友達へのギフトに、ということで宮城の「鈴竹の目かご」を
選んでくださいました。

「冬に、新築のお祝いに贈って、とても喜んで使ってもらっていたこのカゴ。
(リンゴやみかんを入れていたそうです。)

この度、可愛い赤ちゃんが産まれて、沐浴セット入れになりました!」


「気持ち良さそうな赤ちゃんが目に浮かび、友人の暮らしに
寄り添ってくれている事が、とても嬉しく思いました。」

わわわ、かわいい!

フワフワのバスタオルにくるまれた、まだプニュプニュした
赤ちゃんの様子が浮かんできます。

赤ちゃんが赤ちゃんらしい時期って、ほんとに短いですよね。
そんな甘くしあわせな時間を、こうして共有できるなんて
幸せなかごです。私も、とてもうれしいです~。

大きくなるにつれて、おもちゃ入れになったり、お道具入れになったり、
お子さんの暮らしにかたちを変えながら寄り添っていってくれますように。

miya様、ハッピーなニュースをありがとうございました!






『あけびを編む 展』終了しました

こんにちは、朝子です。

この週末、7月13、14日に、国立店でおこないました
『あけびを編む 展』―弘前のあけび細工―。

あけび細工の本場、青森の弘前でつくられた、
手提げや暮らしのかごの数々が、ずらり~と並んだゼイタクな2日間となりました。


これだけの数のあけびが一度に並ぶと、、、想像以上の壮観!

そして今回は、弘前から作り手の女性たち自身にも、おいでいただきました。

使う側としては、作った人のお話を聞きながら選べるというのは
安心感があるし、愛着も一層ふかまるような気がします。

かごを切り口に会話もどんどんひろがり、
時をわすれるような楽しい時間が広がりました。


2日目には、あけび蔓で「くだものかご」を編むワークショップも開催。

弘前みやげに持ってきてくださったのリンゴジュースや「津軽路せんべい」を
つまみつつ、3人の先生に手取り足取りおしえていただきました!



おなじかごを作っても、立ち上がりのカーブは、力の入れ加減で
人それぞれ。

優しくひっぱると、なだらかなカーブに、
ギュッと引っ張ると急なカーブに。


私は、立ち上がりがちょっぴり急な、深めのかごにしてみました。
自分で作ったかご、やっぱりカワイイものですね。

おかげさまでたくさんの方にお運びいただき、
たくさんのすてきな出会いに恵まれた2日間となりました。
また、次の機会も作れたらと思います!

そして弘前もすてきな街ですので、機会があれば
ぜひ直接足をはこんでみてくださいね。

朝子

2013-07-12

かごのある暮らし ― 洋服によく合うあけびかご 編 ―

こんにちは!朝子です。

夏が、すごい勢いでやって来ましたね。
あまりの暑さに戸惑いつつ、なんとかしのいでいるこの数日間です。
皆さま、体調は大丈夫ですか?


さて今日は、兵庫県のかほりんまめ様からお送りいただきました、
あけびの手提げかごをご紹介したいと思います。

まあるいリングの持ち手を中心に、扇型に広がった
ちょっと珍しい形のかごですね!

 
蔓の色に濃淡があり、それが味のある模様になっていて
洋服にも合わせやすそうです。
 
あけびのような「蔓」素材は、ある程度の強度がありつつ、よくしなるので、
かごに使う様々な材料の中でも、きっと作り手の自由な創作性が
発揮しやすい素材なのだと思います。
 
かほりんまめ様からのコメントです。

「職場近くの和雑貨屋さんで目にとまり手に取ったのですが、
あけびかごにしては珍しく、洋風な匂いもする独創的な形に惹かれました。
 
猫もすっぽり入りそうな(笑)横長。


なので冬はストール、夏は手拭いを置いて目隠しに。

物の出し入れもしやすく、気軽にも、あらたまった感じにも見えて
重宝しています。

しまい込んでしまいたくないので、フックに掛けてヒョイと
手に取れるようにしています。」

ですよね!やはりかごは、手元においてちょこちょこと使い続けるのが
一番のお手入れ。

長くつかいこんで、どんどん風合いが出てくるのが楽しみですね。


かほりんまめ様、ご参加いただき大変ありがとうございました!!






2013-07-04

かごのある暮らし ―富山の朝市でみつけた籠 編―

つづきましては、北海道の えぞももんが様 のかご写真を
ご紹介したいと思います!

一昨年、富山県に里帰りされた際に、朝市でみつけて
購入されたという、2つのかごです。

「母に頼まれて野菜を買いに朝市へ出かけ、
朝市で籠を見つけてびっくりしました。

写真1は、富山県氷見市の、(恐らく)三尾(ミオ)の籠だと思われます。

写真1

道路脇に何種類かの籠を広げて売っていました。
もちろん、両脇は野菜売りのおばあさん。」

浮かんできます~、富山の海辺の、朝市の光景。

「ドライフラワー入れに使っています。
ラベンダーがそろそろ咲き始めていて、香りの良い時の入れ替えが楽しみです。」

北海道のお花に囲まれたお家にやって来た、氷見のかご。
幸せ者ですね。


「写真2は、朝市のコンニャク屋さんの屋台脇に、
1個だけ値札を付けて置いてあったアケビの籠です。

写真2

コンニャク屋さんのおばあさんが編んだものだそうです。」

なんと、コンニャク屋さんですか!

「籠の形は多少いびつでしたが、素朴感も気に入って買ってきました。
普段は庭仕事用のエプロンや鋏などを入れて使っています。」

美を追求する工芸品とはまたちがう、
こんな素朴ですてきな、実用の籠に出会える朝市。 
わたしもいつかぜひ、訪ねてみたいです。

えぞももんが様、今回もご投稿いただき、大変ありがとうございました!

2013-07-02

かごのある暮らし ―レトロモダン編―

<手提げかご>をテーマに、ひきつづき展開しています
「かごのある暮らし写真」キャンペーン。

今日は、埼玉県のクララ様からお寄せいただいた一枚をご紹介したいと思います。

それは古風な、雰囲気たっぷりのバスケット。



なんと、明治生まれのおばあ様が使っていらしたものだそうです。

「昭和初期のものかと思います。30年くらい前に実家で発見しました。

今は手芸の材料等を入れて、普段は押し入れの中です。
藤だと思います。30年前から同じような状態でした。」

明治から昭和初期は、西洋のスタイルがどんどん吸収され
暮らしが大きく変化した時期。

そんな時代のモダニズムが感じられる、懐かしく美しいかごです。

お洒落な人たちの「洋服に似合う鞄がほしい」という声から
生まれてきたものかもしれませんね。


そしてこちらは、おそらく上のバスケットとセットの旅行鞄。

作りがとてもしっかりとして
そして年月を経てきた風格がにじみ出ています。

パリッとしたスーツを着た紳士が、このかばんを手に
汽車に乗りこむワンシーンが、頭に浮かんできました。

クララ様、貴重なかごをご紹介いただき、大変ありがとうございました!