2015-04-19

「かご展」今年もはじまりました!

今年で3回目を迎える、吉祥寺・ギャラリーフェブでの「かご展」が
はじまりました!


ナンタケットバスケットや白樺のかごも初お目見え。
スタイリストの小澤典代さんがセレクトしたかごたちが充実。
さらにパワーアップした品ぞろえとなりました!

 
 
kegoyaさんのかごたちも充実の品揃え
 


日本各地をはじめ、ヨーロッパの伝統的なかごも
ご覧いただけます
 
秋田イタヤ細工と青森のあけびかご
 
やまぶどうとくるみのかご

岩手の鈴竹細工の中には、
穴久保ナミさんの合わせ編みも並びました
 
会期は25日(土)までとなっております。
みなさんのご来場をお待ちしております!
 
いとう
 
 
 


2015-04-16

吉祥寺・ギャラリーフェブの「かご展」開催のお知らせ

吉祥寺・ギャラリーフェブ で行われる「かご展」のお知らせです!

三度目の開催となる今年は、4月18日(土)~25日(土)の会期で行われます。

 
今年はどんなかごが各地から大集合するのか?
当店もとても楽しみにしているイベントです!


ぜひお立ち寄りください!

(ギャラリーフェブさんのお知らせページへ>http://goo.gl/D64xJk

2015-04-07

自由研究

このところ、国立の店には、遠方から足を運んでくださるお客様も
増えたなぁ~と実感しています。
都心から離れた当店まで、ほんとうにありがとうございます。

数か月前のある週末のこと、茨城に住んでいる小学4年生の女の子と
そのお母さんが、わざわざ電車を乗り継いで来てくださいました。

女の子は、日本のかごのことを熱心に質問してくれたので、
わたしもついつい説明に力が入りました。


それから数か月が経った先週末... 二人が再びお店に来てくれました!

あの日調べた日本のかごの内容は、なんと学校の「自由研究」として
まとめあげ、クラスで発表を行ったのだそう!


身近な日本の中にも、よく見るといろいろな種類のかごがあることに
小学生のお子さんが自分で関心を持ち、周囲に伝えてくれた。
そのことが、わたしにはとっても嬉しかったです。

わざわざ国立まで報告に来てくださったことも含めて、
あたたかーい気持ちになった出来事でした。

このたびは、本当にありがとうございました!

朝子

2015-04-03

春の産地訪問 北東北へ!

こんにちは。4月に突入しましたね!

こちら国立では、桜が満開となりました。
月末は、東北の産地を巡っていたので、たった一週間で本格的に訪れた
春爛漫の桜景色がなおさら色鮮やかに見えます。

今年も、北東北のかご産地を訪ね、いつもお世話になっている
作り手の方々にご挨拶に行ってきました。

まず向かったのが、岩手の宮古漁港で活躍していた竹カゴ「横田かご」
の作り手さん。ちょど4年前の今時期は、震災の影響で10日間以上も
電話連絡ができなかったので、本当に心配していたことを思い出しました。

ここ数年は体調を崩されてしまい、かごづくりができなくなってしまったの
ですが、趣味の高校野球観戦や昔話がとても楽しみで、いつも真っ先に
訪れる場所です。

かごづくりをあきらめてから、すでに二年以上が経ちましたが、今も道具は
手入れを欠かさず、大事にしまっていたのが印象的でした。

横田かごづくりの七つ道具

その後は、津波の被害が大きかった沿岸域をまわりました。
当時大きな防潮堤があった同じ宮古の田老地区も、だいぶ整備が進んでました。

三陸鉄道の田老駅から眺める景色。
震災当時は平地が広がるだけでした。
 
 その後は、岩手県北部、いまだ雪景色が広がる二戸に向かいます。
一戸町の鳥越地区は、鈴竹細工が盛んな地域。

ここでもいつもお世話になっているつくり手の方を訪ね、この一年の
現地の状況を伺いました。

昨年は、「市場かご」や「椀かご」の名手といわれるベテランの方々が続々と
引退してしまった年だったといいます。しかしそのような中で、若い作り手の
方々が協力し、切磋琢磨しながら、あたらしい取り組みをはじめるといった
動きもあるそうです。

そして、かごの作り手だけでなく、材料を加工する道具の手配も
重要な問題です。

地元の鍛冶屋さんも深刻な後継者不足となっているため、今後は県外の
鍛冶屋を探す必要があるかもしれないとのことでした。
(ぼくも知り合いの鍛冶屋さんがいるので、「銑(せん)」を呼ばれる
道具一式を預かって、注文製作ができるか聞いてみることにしました)
 
 「銑」とは材料のひごを整える、大切な道具の一つ。 
 
 
そして翌日は青森県の弘前へ。
岩木山の麓もまた一面の雪景色でした。
 
山麓にはリンゴ畑が一面に広がっています。
 
訪問したのは、根曲竹のベテラン職人さん。
今回の目的のひとつは、根曲竹の材料の選択について話をきくこと。
一つのかごでも、部位によって年数の異なる材料を使い分けて仕上げる
のです。 並べて比較していただくことで、その違いがよくわかりました。

本体は2-3年目のものを多く使いますが、柔軟さが必要な縁巻きには1-2年の
もの。また採取する場所によっても、しなりに強いなどの差が出るそうです。
 
こちらは5-6年めの根曲竹。持ち手のみに使います。
 
はじめて東北の産地を訪れた時は、完成した製品にしか目が届かず、
材料となる素材や道具のことまでは、なかなか気づくことはできませんでした。

しかし、直接現地に足を運んで話を聞くほど、かごづくりにまつわる背景が
少しづつわかるようになってきて、さらにその奥深さの魅力にひかれています。

今夏もまた訪れる予定です。

いとう
 
 



ノールビンドニングのワークショップ

本日は、スウェーデンのダーラナ地方在住で、一時帰国中の
マツバラヒロコさんを講師に招き、「ノールビンドニング」の
ワークショップを行いました!

ノールビンドニングとは、厳密にいうと編みものではなく「縫い」に近い作業。
そのはじまりは、紀元前300年以上前といわれています。
専用の針と糸を用い縫い進めていくのですが、穴が開いてもほつれが出ないなど
実用性と耐久性にたいへんすぐれている技法です。

今回、みなさんに取り組んでいただくのは、ハーフミトンの製作方法。
使用する毛糸や木針にも、独自の特徴があります。

「ダーラナの糸」は、ミックス地になっていることも特徴の一つ。
スウェーデン国内のみならず、海外にも広く知られているもの。
 
 
使用するのは一本の木針のみ。
材料はリンゴの木。
 
目指す完成品はこちらです。
 
まずは、練習用の糸を使用して、基本的な作業を繰り返し学びます。
 
 
時にはイラストで解説
 
基礎から完成までの実践的な作業を、約二時間半かけて学びました。
ワークショップ終了後は、お菓子をいただきながら、現地の暮らし方や
現役で活躍しているかご職人さんにまつわる話を伺いました。
うつくしい自然に囲まれ、地域の伝統を大切にして暮らしているダーラナの人々。
マツバラさんのお話を通じて、より身近に感じられる機会となりました。
 
マツバラさま、参加者のみなさま、ありがとうございました!

いとう