2016-11-29

「あけびのかごとこぎん刺し」のワークショップ

今年も「あけびのかごとこぎん刺し展」がはじまります!

直前の二日間は、青森・弘前から4人の講師のかたにお越しいただき
「針山」づくりのワークショップを行いました。

3回目となる今回は、こぎんの模様も5種類の中から選べるように
なっています。
ちなみに、中央上の緑色から右回りに、「べコ刺し」、「クルミの殻」
「てこな(ちょうちょ)」「ネコの足あと」「ネコのマナグ(目)」です。


「かごチーム」と「こぎんチーム」。
2つのグループに分かれて、作業開始です。









今年も、講師の皆さんの息はピッタリ!


初日の会場は、吉祥寺TONEさん2階ギャラリーフェブさんのスペースを
お借りして開催。
お弁当は、「おひるとおやつの時間 ひつじ座」さんにご用意いただきました!




2日目は、当店カゴアミドリでの開催。
Circusさんのお弁当、foodmoodさんのおやつも大好評でした!








今回は両会場ともに、予想時間よりだいぶ早くできあがりました。
色とりどり、十人十色のかわいい針山が完成しました!


ご参加いただいた皆様、講師の皆様、おつかれさまでした。

そして、「あけびとこぎん刺し展」は明日よりスタートいたします。

青森・津軽地方に伝わってきた、あけび細工とこぎん刺し。
今もその伝統を繋ぐ活動をしている、みつば会(あけびかご)と
岩木かちゃらず会(こぎん刺し)のみなさんの活動をぜひ感じて
いただくことができれば幸いです。

どうぞお運びください!


いとう


2016-11-24

12/3(土)「かごイチVol.2」 は、小鹿田焼の専門店『ソノモノ』さんが出店します!

かごの作り手さんや、手仕事の製品に関わる人々をお招きする、
月1回のマーケット『かごイチ』。

12月は「小鹿田焼 ソノモノ」の店主、くれまつそのこさんをお招きして、
3日(土)に開催いたします!


「小鹿田焼」は、大分県の日田市に江戸時代から続いてきた伝統的な
焼き物。現地の窯元と長く深いお付き合いを重ねてきたくれまつさんから、
小鹿田焼のお話をたっぷりとお聞きいただける一日になりそうです。


小鹿田焼の産地は、日田の市街地から20キロほど、山にかこまれた
小さな集落にあります。ここで陶土づくりから登り窯での焼成まで、
昔ながらの技法を受け継いだ器作りが続けられているそうです。



その素朴な美しさ、そして、土地の恵みを素材に、人の手から生みだされる
道具という点でも、小鹿田焼は、かごの魅力と重なる点が多くあるような
気がしています。

併催の『あけびのかごとこぎん刺し展』と合わせて、ぜひご来場ください!


いとう

2016-11-15

栃木・鹿沼箒の工房を訪ねて

先週末、栃木の伝統工芸品「鹿沼箒」の職人である丸山早苗さんの
工房を訪ねてきました。



籠と箒。
素材や用途、技法は異なりますが、身近な植物を利用し、編む作業を加えて
道具に仕上げる点では、お互いに似た性格をもつ手仕事の道具と思います。

特に、丸山さんは鹿沼箒の製作だけではなく、通常サイズの箒としては
使用できない部位を、小さな箒づくりに利用したり、先代が創案したという
十二支をモチーフにした郷土玩具の「きびがら細工」を手掛けるなど、
貴重な素材を余すことなく
使う、といった点でも工夫を重ねておられる方で、
いちど詳しいお話を聞いてみたいと思っていました

蛤(はまぐり)型と飛び出した「みみ」部分が
鹿沼箒のおおきな特徴です


実際に話を伺ってみて、素材となる材料の確保や後継者不足などの
問題についても、カゴ作りと多くの共通点がありました。


きびがら細工は、鹿沼箒職人であった
故・青木行雄さんが昭和37年に創案。
丸山さんの祖父であり、師匠である方です。


今回伺った話の中でも、特に印象に残ったのは、
『 工芸士として繋ぐべきものは、技術や伝統だけではありません。
代々受け継いだ土地を、きれいな状態で次の代に残していくことがとても
大切だと
思います 』、という言葉でした。

出産を経験してまもなく、先代のおじいさまの後継者となることを決意。
その後、子育てをしながら、職人としての修行を続ける暮らしの中で
東日本大震災を経験し、その思いはさらに強くなったそうです。

現在は、地元の信頼できる農家さんとともに、無農薬・無化学肥料による
箒草の栽培に取り組み、年に一度の収穫期には、放射線測定検査も
行って
いました。

土地と工芸のつながりを大切にし、次の世代によりよい環境を残すため
活動まっすぐにすすめている丸山さんの姿は、同世代の子を持つ
自分自身に
とっても、おおきな刺激になりました。
来夏は、栽培地も見学させていただく約束をして、工房をあとにしました。


丸山さんが毎年製作できる「鹿沼箒」の本数は、わずか15-20本ほど。
箒づくりに必要なやわらかくてコシがある素材は、毎年の収穫量によって
左右されるため、現在は受注生産のみ行っているそうです。

「きびがら細工」は、後日当店用にも製作いただけることとなりましたので、
またその時に詳細をご紹介できればと思っています。

そして、今後のきびがら工房・丸山早苗さんの活動にもぜひ注目ください!

いとう

2016-11-05

児玉美重さんの「鉄鉢」

先週は、大分で児玉美重さんの工房を訪ねてきました。

ちいさな城下町、杵築市の古民家を改装した「竹工房 東雲」は、
別府より移り住んだ児玉さんの工房 兼、ギャラリーです。


今回は、来年の夏に予定している企画展の打ち合わせとともに、
児玉さんの得意とするカゴの一つ「鉄鉢」の作業工程を一から
拝見させてもらいました。
 
 
 


すべての作業に、繊細さが必要となる「鉄鉢」のかご。
工程の一部は、動画にも記録していますので、イベント期間中に
ご紹介できればと思っています。

ぜひご期待ください!

いとう

【ワークショップ】あけびとこぎん刺しの針山づくりWS(11/15 受付終了しました)

11月30日(水)より、今年で4度目となる
『あけびのかご と こぎん刺し 展』を開催いたします。

青森の津軽地方に伝わってきた、あけび細工とこぎん刺し。
今も現地でその伝統をつなぐ活動をしている「みつば会(あけびのかご)」と、
「岩木かちゃらず会(こぎん刺し)」の皆さんに ご協力いただき、
様々なくらしのかごと、刺し子製品をご紹介いたします。


またイベント開催前の二日間は、今年も
「針山づくりのワークショップを開催いたします!


毎回とても好評いただいているこのワークショップ。
今年から、こぎん刺しの生地・糸の色に加えて、こぎんの柄も数種の中から、
お選びいただける予定です。

参加者のみなさまには、こぎん刺しと、かごの2チームに分かれて、
前後半で入れ替わりを行い、すべての作業を体験いただけます。

講師は、それぞれの会の会長さんを含めた4名による豪華な顔ぶれ。
はじめての方でも安心してご参加ください。
(昨年の様子は→こちら
講師陣の息もピッタリ!

一日目は、岩木かちゃらず会さんのこぎん刺し製品を長年扱っている
吉祥寺「TONE」さんにて。

二日目は、当店、カゴアミドリでの開催です。

今年もおいしいお弁当とおやつをご用意していますので、
こちらもぜひご期待ください!


【 針山づくり ワークショップ スケジュール】

◎11月28日(月) 10:00-16:00
 場所:TONE (武蔵野市吉祥寺本町2-28-2 1F)
 定員:12名 (要予約)
 フード: お弁当:おひるとおやつの時間 ひつじ座 
     おやつ:ダンディゾン

◎11月29日(火) 10:00-16:00
 場所:カゴアミドリ (国立市西2-19-2 第一村上ビル2F )
 定員:12名 (要予約)
 フード:お弁当:circus
     おやつ:foodmood

◇参加費 ¥6,500(材料費、弁当・お菓子代 込み)
◇持ち物
  ・エプロン
  ・お裁縫道具等は、講師の方でご用意いたします。
   (必要に応じて、眼鏡などをご準備ください)
 

【お申し込み方法】 

◎Eメールのみでの受付となります。
「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「WS」としていただき、
以下の3点についてお知らせください。
 
 1)参加希望の日程 :
   ①11月28日(月) 吉祥寺・TONE
   ②11月29日(火) 国立・カゴアミドリ
 2)お名前
 3)日中のご連絡先(携帯電話番号)

◎お申し込み期間
 11月15日(火)まで。
 応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。

 ご参加のお客様には、11月18日(金)までに、メールにて
   結果のご連絡をさせていただきます。
 ※当選者様のみのご連絡となります。


【事前にご確認をおねがいします】 
◇昨年、一昨年と、同じ内容となります。
◇募集人数が限られておりますので、ご友人同士の参加希望の場合でも、
   それぞれご本人によるお申し込みをお願いいたします。
◇長時間の作業となりますので、お子様連れのご参加はご遠慮
   いただいております。

皆さまのご参加をお待ちしております!

いとう

2016-11-04

11/5(土)は「かごイチ」開催です!

いよいよ明日 11/5(土)は、第一回目となる『かごイチ』開催日です!



出店者はケニアの手仕事を扱っている「オンプリュ」の中島志保さん。
カンバ族のおかあさんたちと信頼関係を育みながら、オリジナルの
かごバッグを中心に製作されており、今年でその活動はすでに12年。

今回お持ちいただくのは、秋冬仕様のかごバッグ。
ケニアの高地 2000mほどで育てられている羊の毛を、無着色でそのまま
使用しています。


モコモコあたたかな「ウール素材」を中心に、品揃えしていただきました。
今回は、50点の製品が並ぶ予定です。ぜひお運びください!


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【かごイチ vol.1】
・ 日時:11月5日(土) 10:30-17:00
・ 出店者:enplus (オンプリュ)
・ 取扱い製品:ウールやアクリル素材のかごバッグ
 ※お支払は現金のみとなります

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『かごイチ』とは、かごの作り手さんや、かごとなじみの深い手仕事の
製品と関わっている人々をお招きして、直接お客様と対話し、販売を
していただくというもの。

かごの生みだされる背景や、現地の暮らしぶりなどもあわせてお伝えできる
機会となればと思っています。
今後も月一度の開催を予定していますので、どうぞご期待ください!

いとう

2016-11-03

笹の採取に行ってきました

一週間ほど前の話ですが、笹の一種を素材としてかごづくりを
行っている作り手さんたちと、材料採りに行ってきました。


そこは、以前から目星をつけていたという岐阜県の山間部だった
のですが、残念ながら、ほとんど採ることができませんでした。
数か月前に、笹が開花したことによる「枯れ」が原因のようでした。



「開花」のニュースは、竹や笹と関わりのある人にとっては、
ちょっと心配な出来事。
竹類は、50年から100年以上の周期でまれに花を咲かせ、
実をつけた後は、一帯の竹が枯れてしまうため、その後しばらくの間
採取ができない時期が続くと言われています。


昭和40年前後に、国内の竹細工が衰退してしまった原因として、
プラスチック製品の台頭や、安価な外国製品の輸入があげられて
いますが、その時期に重なるように、全国規模で竹が開花したことも
大きな要因だったようです。深刻な材料不足が、状況に追い打ちを
かけたという記録が各地に残っています。


本来、地下茎のみで繁殖していく竹が、数十年に一度だけ花をつける
理由は今も解明されておらず、諸説存在するそうですが、変わりゆく
自然環境に対して「種を保存するための手段」であるという説があります。
環境の変化に対応するため、自らの命と引き換えに花を咲かせ、
種を遠くまで運ばすことで、子孫を残すのだそうです。

今後の材料確保という点では不安が残りましたが、
竹の神秘と、生きる力の強さを強く実感する一日になりました。

いとう

2016-11-01

「あけびのかごとこぎん刺し 展」のお知らせ


こんにちは。
10月の店舗移転後、はじめて開催する企画展のお知らせです。

11月30日(水)より、今回で4度目となる
『あけびのかご と こぎん刺し 展』を開催いたします!


青森の津軽地方に伝わってきた、あけび細工とこぎん刺し。
今も現地でその伝統をつなぐ活動をしている
「みつば会(あけびのかご)」と、「岩木かちゃらず会(こぎん刺し)」の
みなさんに ご協力いただき、様々なくらしのかごと、刺し子製品を
取り揃えます。

期間中の二日間は、ワークショップも開催する予定です。
講師は、岩木かちゃらず会、みつば会で活動している4名の作り手さんたちが
ていねいに教えてくれますので、はじめての方でも安心してご参加いただけます。
詳細が決まり次第、ブログよりお知らせしてまいります!→


【スケジュール】

会 期: 11月30日(水)~12月11日(日) (月・火 休み)

営業時間: 10:30~17:30

場 所: カゴアミドリ(国立)

ワークショップ: 11月28日(月)・11月29日(火)の二日間


津軽に伝わる手仕事の「今」に触れていただける機会です。
皆さまのご来店をお待ちしております。

いとう