2017-02-22

「水になった村」写真展・上映会が終了しました。

「水になった村」写真展&映画上映会は、19日で終了しました。
期間中にご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。


最終日の映画「水になった村」上映会と大西暢夫監督による
トークイベントも満席となり、たいへん盛況のうちに終了することが
できました。
トークでは、映画に登場している村人たちのその後のこと、
今も終わらずに取材が続いているという徳山とのつながりについて
お話しいただきました。


作品に何度も登場するじょさんの食卓。
たくさんの笑いと山盛りごはんに囲まれた暮らし。


こちらは、大西暢夫さんお手製の「栃餅」。


映画で何度も登場した栃の実。アク抜きに欠かせない灰づくりからはじまり、
何日も作業がつづくそうです。
今回、映画をご覧いただいた参加者のみなさんのために、
自宅のある岐阜から(三つも!)手で運んできてくれました。

映画の舞台となる岐阜県・旧徳山村では「土地持ち」の意味をもつ
縁起物として、お正月やハレの日に欠かせないたべものでした。
山でいきいきと暮らしていたお年寄りたちの、豊かだった暮らしも
味わっていただけたことと思います!

キハダの樹皮を煎じたお茶もご用意。
なんとも苦い味わいでしたが、
徳山村では万能薬として珍重されてきました。


当店で取り扱っている商品であるカゴもまた、土地や自然との
つながりがなくしては生み出されません。
その暮らしぶりを、すべて昔のように戻すことはできないけれど、
自然と触れる時間や土との結びつきの深さが、毎日の生活の中での
目にはみえない豊かさにつながっているように思います。

映画「水になった村」は、その大切さをあらためて気づかせてくれる
作品だと思います。またいつか上映会を企画したいと思っています。

いとう

2017-02-17

吉田佳道さんの「ささなみかご」

「つかいやすいものをていねいにつくりたい」とおだやかに話す
『竹の工芸 よしだ』
の吉田佳道さん。
やさしい笑顔がとても印象的な、長野・安曇野の
竹工芸家です。

吉田さんが竹細工の道に進もうと決めたのは、20代の半ばのころ。
まもなく、大分県・別府に居を移して4年ほどの修業期間を経たのち
自然豊かな長野の安曇野に工房を構えました。

清潔で整然とした工房

これまで、吉田さんが手掛けてきたのは、花を飾るための工芸品が中心
でしたが、
安曇野の豊かな自然に囲まれ暮らしながら、季節の花をかごに
いけて
新しいデザインを考えるうちに、ものを作ること、ものを使うことの
両方の楽しさに
気づいていったといいます。

そして、竹をもっと日常の暮らしに取り入れてほしいと考案したのが、
78年ほど前から製作をはじめた「ささなみかご」でした。

昔、銭湯などで使われていた籐製の脱衣かごのように、日本人にとって
どこか懐かしく、毎日の生活で身近に使えるかごを白い竹を使って
製作できないか? 当時お世話になっていたギャラリーのオーナーさんからの
提案がはじめのきっかけとなったそうです。


いろいろな地域の洗濯かごも参考に

しかし、弾力があって柔軟にかたちをかえやすい籐と、竹では性質が
全く異なります。素材の厚みや幅を微妙に調整するなど、試行錯誤を
繰り返しました。そして、
籐かごの職人さんが惜しみなくアドバイスを
してくれたり、表面に傷のない
良質の竹を提供して下さる竹材店さんが
いることも大きな力となり、ようやく製品化に至りました。


現在展開しているのは、食卓でパンかごとしてお使いいただける小さな
ものから、家族分の洗濯ものを収納できる大きなものまで全4サイズ。
いずれも、竹ひごの角を落とす面取りの作業がていねいに施され、
手当りやさしく仕上げられています。

白肌のうつくしさと、清潔感のあるシルエットはインテリアとしても
凛とした存在感があります。

吉田佳道さんのささなみかご。
ぜひ毎日の暮らしに取り入れてみてください。

いとう

2017-02-14

『技術|gijutsu Exhibition 2017』開催のお知らせ

山形県 川西町 玉庭地区の里山再生事業 制品部門
技術|gijutsuによる展示販売会を開催いたします。


裏山で採取できる木や蔓を生かし、暮らしに役立つさまざまな道具を
作り出す活動をとおして、里山の再生を目指す玉庭地区の試みを
ぜひご覧ください。



フィールドワークや実験を重ねつつ制品づくりをはじめ、今年で三年目。
展覧会では、藁や胡桃樹皮の編組細工、藍で生地染めした木工品や、
アケビ蔓とブナやイチョウの木を組み合わせた家具など、多彩な品揃えで
販売および受注を行います。


また期間中は、再生事業スタッフによるかごづくりのワークショップや
トークイベントもあわせて開催いたします。

< 『技術|gijutsu Exhibition 2017』>

◆Exhibition:販売および受注会
3月1日(水) - 12日(日) 10:30-17:00 (月火・休)

◆Event:関連企画

トーク 「技術と販売」
スピーカー:吉田勝信(吉勝制作所)
日時:3月4日(土) 18時-19時  ※事前予約制 20名まで
参加費:500円(玉庭寅豆のポタージュ付)

<お申し込み方法>

・e-mail:
 「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「トークイベント」
  していただき、以下の2点をお知らせください。
   1)参加者のお名前
   2)日中のご連絡先(携帯電話番号など)
・電話:042-505-6563(10-17時)


ワークショップ「クルミ樹皮の小カゴ」
日時:3月6日(月)・7日(火)
※事前予約制 各回10名まで(すべての回で、受付を終了しました)

1)3月6日(月) 10:30-12:30  付終了しました
2)3月6日(月) 14:00-16:00  受付終了しました
3)3月7日(火) 10:30-12:30  
受付終了しました
4)3月7日(火) 14:00-16:00  
受付終了しました

参加費:3,000円(材料費込)
講師:吉田勝信・渡辺萌
  必要な持ち物:定規・ハサミ・エプロン等(汚れてもよい服装で)

<お申し込み方法>
・ e-mail: 「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「ワークショップ」
 としていただき、以下の3点をお知らせください。
 1)参加ご希望の日時
 2)参加者のお名前
 3)日中のご連絡先(携帯電話番号など)
・電話:042-505-6563(10-17時)

クルミ樹皮のかごのイメージ写真です
WSでは手のひらサイズの小かごをつくります


◆Creator:制作者
マネジメント= 玉庭地区交流センター四方山館
伐採・製材= 佐々木製材所
ディレクション・デザイン・文様= 吉田勝信(吉勝制作所)
基本設計= 柴山修平
木工= 山崎隆史(山崎口琴製作所)
木工= 楠田建築
編組= 渡部萌(山の手)
縄綯= 大滝喜作
藍染= 台所草木染め結工房

みなさまのご来場をお待ちしております。

いとう

2017-02-07

大西暢夫 写真展『水になった村』はじまります!

明日 2月8日(水)より、大西暢夫 写真展・映画上映会『水になった村』
を開催します!



ダム建設が決まり、だれもいなくなったはずの岐阜県旧徳山村
(現:揖斐川町)に、最後までここにいたいと暮らしつづけた老人たち。
自然の恵みに感謝しながら暮らし続けた人たちの、満ち足りた表情が
伝わってくる写真展です。
会期は、2月8日(水)~19日(日)までとなります(13日・14日休み)。



また、映画「水になった村」上映会 & 大西監督トーク は残り5席となりました。ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ。
(2/11 定員に達したため、受付を終了させていただきました)




日時:2月19日(日) 
 18:00 ~ (20時終了予定)
定員:20名  参加費:1,800円 (要予約)
お申込方法:
◎電話: 042-505-6563 (10-17時)
◎メール :「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「水になった村」と
   していただき、以下をお知らせください。
 1)参加者のお名前 2)日中のご連絡先(携帯電話番号など)

みなさまのご来場をお待ちしております!
(定員に達したため、受付を終了させていただきました)

いとう