2017-03-27

すず竹細工 橋本晶子さんの仕事

「北東北の手仕事 二人展」も残り半分の会期となりました。
きょうは、岩手よりご参加いただいている すず竹細工の
橋本晶子さんについて紹介したいと思います。

橋本さんの道具入れかご

岩手の盛岡市で暮らしている橋本晶子さんが、かごづくりを学び
はじめたのは、いまから約10年前。
すず竹細工がとても盛んな県北部の一戸町・鳥越地区を代表する
作り手の一人、柴田恵さんとの出会いがきっかけでした。

もともと地元の民俗学研究会に所属し、民具への興味が深かったという
橋本さんは、すず竹細工の歴史的背景にも魅かれ、その後も7年ほど
柴田さんのもとに通いながら、かごづくりにまつわるたくさんのことを
学びました。

橋本さんが手掛ける製品は、古くから伝わってきた伝統的なものが
ベースであるのに、どこか新しさを感じるものばかり。

日々の暮らしの道具としてだけではなく、インテリアとしての役割も
意識して仕上げていることが、これまでの使い方にこだわらない、
使う人のイメージを大きく広げてくれる作品を生んでいるのだと思います。


また、すこし丸みのあるやさしいシルエットと透明感ある仕上がりには、
他の作り手さんとの違いが一見してわかる、橋本さんならではの雰囲気が
あります。

今回は、以前からファンだったという こぎん刺し作家の「lite」さんとの
二人展ということで、手提げかごや針山などコラボ商品の開発も楽しみながら
ご用意いただきました。

会期は、4月2日までとなっております。
橋本さんの手によって表現される すず竹細工の魅力を、ぜひ手にとって
ご覧いただければ幸いです。

いとう



2017-03-24

lite 黒田美里さんの仕事

3月22日より引き続き「北東北の手仕事 二人展」を開催中です。

今日は、青森にて「lite(リーテ)」として活動している黒田美里さんの
ご紹介をしたいと思います。


liteが手掛ける布製品には、かわいらしい花や蝶、青森ヒバ(ヒノキの仲間)
など、北国の自然や暮らしを連想させような、オリジナルの図案がすべてに
用いられています。

地元に古くから伝わってきた伝統的な模様も多くあるけれど、
「青森の凛とした空気感を、こぎん刺しを通して伝えていきたい」と、
北国で暮らす日々の中で創作した独自のデザインをすべての作品に
用いています。だからこそ、あえて手作り感を出さないように、
できるだけシンプルなデザインを心掛けていらっしゃるそうです。



「やりがいもたいへんさも、ただただ刺していくこと。

こぎん刺しはもともと大切な人を寒さから守る気持ちから生まれた
工芸品です。その気持ちをいつも忘れずに、こころを込めて製作しています」
と話してくれたのが印象的でした。

今回の展示用にご用意いただいたのは7種類。
青森ひばを使ったかごや布製バッグに加えて、ブローチやヘアゴムなどの
アクセサリーも充実しています。

青森のこぎんと、岩手のすず竹のかご。
北東北で暮らす二人の女性が表現した伝統の手仕事の今を、 ぜひ感じていただければと思います。

いとう

2017-03-22

『北東北の手仕事 二人展』はじまりました!

本日、3/22(水)より『北東北の手仕事 二人展』がはじまりました!


昨日は 9年ぶりに全国で一番早い桜の開花が発表された東京ですが、
今日も春らしい陽気の一日となりました!


岩手で すず竹のかご作りをしている橋本晶子さんと、青森でこぎん刺しの
技法をベースに独自のモチーフを刺し子で表現するlite (リーテ) の
黒田美里さん。

お二人のそれぞれの活動による作品に加えて、「針山」や「手提げかご」など
すず竹 × こぎん刺し を組み合わせたコラボレーションの製品も並びます。


今回の企画のために、はじめてご覧いただけるものとなりますので、
ぜひたくさんの方々にご覧いただければと思います。

本格的な春の訪れまで、もう少し時間がかかりそうな北東北から届けられる
二人の女性による手仕事。土地に根付いてきた伝統の文化に、新しい風を
吹き込む二人の女性の活動をぜひご覧ください!

○会期:3月22日(水) ~ 4月2日(日)
10:30~17:00 27日(月) 28日(火) 定休
※3/26(日)午後より橋本晶子さんが在店されます

2017-03-10

『すず竹のおぼけ』ワークショップ募集(受付終了しました)

「北東北の手仕事 二人展」の開催期間中、岩手のすず竹細工の
作り手である橋本晶子さんをお招きし、ワークショップを行います。

右から2番目の大きさを予定しています

今回体験いただくのは、「おぼけ」とよばれている万能かご。
もともとはつむいだ糸を貯めるためのかごですが、一戸周辺では家庭内の
物入れなどに広く使われてきたもので、
底は四角、上部は円形になって
いるのが特徴的です。


このたびご参加いただける人数は、5名となってしまうことから、
はじめてかごづくりを体験される方向けの募集とさせていただきます。
また、応募者多数の場合には、抽選とさせていただく可能性がございますので、
あらかじめご了承くださいませ。

【日程】
   3月27日(月曜日)
 10時半から16時(状況により時間延長の可能性があります)
【参加費】
   税込 6,500円
 timokeさんのベジカレー&サモサ、おやつ付
【持ち物】
  エプロン・お持ち帰り用の袋(完成したかごは両手に乗るほどの大きさです)

【お申し込みについて】※3月14日 受付を終了いたしました。
 〇募集期間: 3月10日(金)~3月13日(月)
 ・ご応募者が多数の場合は、抽選とさせていただきます。
 ・参加者の方には、14日(火)までにメールにてご連絡を差し上げます。
 (抽選の場合は、当選者様のみのご連絡とさせていただきます)

〇お申し込み方法
 e-mailでの受付とさせていただきます。
 タイトルを「WS」としていただき、 「info@kagoami.com 」宛てに
 以下についてお知らせください。
 ※当店からの上記メールアドレスが受信できるように、ご確認を
  お願いいたします。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 1)お名前
 2)電話番号(可能な場合、携帯電話)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みなさまのご応募をおまちしております。

いとう

2017-03-09

『北東北の手仕事 二人展』開催のお知らせ

『北東北の手仕事 二人展』
会期:3月22日(水) ~ 4月2日(日)  10:30~17:00
※27日(月) 28日(火) 定休


岩手で すず竹のかご作りをしている橋本晶子さんと、
青森で こぎん刺しの技法をベースに 独自のモチーフを刺し子で表現する
lite (リーテ) の黒田美里さん。



北東北にうけつがれてきた伝統の手仕事に、凜とした新しい風を吹き込む
二人の女性による 展示販売会を開催いたします。



3月26日(日)は、橋本晶子さんの在店を予定しています。
ぜひお運びください!

いとう

里山再生事業『技術|gijutsu』のこと

現在開催中の、山形・玉庭地区の里山再生事業『技術|gijutsu』
の展示会も、残すところ4日となりました。


玉庭の藁を使った鍋敷と落合恵さんのコーヒー缶。
1階のfoodmoodさんでは、落合さんの個展
『東アルプス山荘』も開催中です!

先日は、プロジェクトの全体を担当されているデザイナーの
吉田勝信さんをお迎えして、トークイベントを開催しました。


裏山から蔓や木材を採ってきて、新しいアイデアやデザインをすこし
加えて、日用品や家具を作る。一見、新鮮に映るその行為が、
どのように「里山の再生」に
つながっているのか、とても分かりやすく
話してくれました。


「里山」とは、山菜や薪の採取など、人の手が入ることによって、生態系のバランスがとれている地域のこと。
玉庭地区では、この「里山」が荒れてしまったことにより、動物たちが
「人里」にも姿を現すことが増えてきてしまいました。

せっかく土を耕し作物を育てても、根こそぎたべられてしまうことも
しばしば。結局、遠くのスーパーまで野菜を買いに
行かなくてはならない
人もいらっしゃるようです。
そんな暮らしがずっと続いてしまうと、
この土地に住む価値自体も低下し、
町に引っ越したほうがよいと考える人も
でてきてしまうでしょう。


『技術』では、山の素材を使ったものづくりを通して、人々が山に入る
きっかけを創りだし、里山の再生を目指していました。

サイトに掲載されているたくさんの写真からも、その生き生きとした
活動の様子が伝わってくると思います。
http://tamaniwa.co/

吉田さんには、引き続き11日(土)、12日(日)にも在店いただく予定です。
ぜひお話を聞きにいらしてください。

いとう






2017-03-08

『技術|gijutsu』ワークショップを開催しました。

山形県川西町玉庭地区の里山再生事業『技術|gijutsu』による
「クルミ樹皮のカゴを編む」ワークショップが終了しました。



クルミ樹皮は固い素材ですので、縁取りの仕上げに苦労される方も多かったと
思いますが、
合計40名の皆様に体験をいただくことができました。

                                    くるみ樹皮の裏側はダークブラウン
樹皮の表側は、幹のそのままの表情

 表裏のコントラストが特徴的な素材です
底部分のかたちも愛おしいですね!

ご参加いただいた沢山のみなさま、講師役の吉田さん、渡辺さん
ありがとうございました!

いとう

2017-03-01

『技術|gijutsu』展示販売会がはじまりました!

山形県南部。里山の荒廃が進む川西町・玉庭地区で、山から採取できる
素材をもとにモノづくりに取り組む『技術|gijutsu』の展示会が本日
3/1(水)よりスタートしました。

この数十年の間に見捨てられてきた「山を使う技術」に再び光を当て、
新しい視点から仕事や暮らし作りにつなげようと試みているのは、
地域在住の20~30代のデザイナーや木工作家たち。


ワラやくるみ樹皮の編組細工、藍で生地染めした木工品、山の木々を
組み合わせた家具など、あらたな感覚でデザインされた製品の数々が
並んでいます。

「技術|gijutsu 」メンバーも以下の日程で在店いただいておりますので、
ぜひお話しを伺いにきてください!
【 スタッフ在店日 】
3月3日(金)・3月4日(土)・3月5日(日)
3月11日(土)・3月12日(日)


 3月4日(土)には、このプロジェクトの中心人物の一人であり、
デザイナーとして活動している吉田勝信さんによるトークイベントを開催。
『技術|gijutsu』の立ち上げから、製作物のデザイン、実際に山に
入ってのフィールドワークの様子などなど、玉庭を舞台に新しい試みを
けん引する吉田さんによる、たのしく貴重なお話しの場になると思います。
ぜひご参加ください!

トーク『技術と販売』
スピーカー:吉田勝信(吉勝制作所)
日時:3月4日(土) 18時-19時 ※事前予約制 20名まで
参加費:500円(玉庭産 寅豆のポタージュ付)
<お申し込み方法>
・e-mail:
 「info@kagoami.com」 宛に、タイトルを「トークイベント」と
  していただき、以下の2点をお知らせください。
  1)参加者のお名前
 2)日中のご連絡先(携帯電話番号など)
・電話:042-505-6563(10-17時)